日本月報 2023-03-20 発刊分
Audi、カーボンニュートラル店舗の運営を開始、2023年に全国102基の150kW急速充電器を整備へ

Audiの2022年の国内自動車販売台数は前年比7.9%減の2.1万台となり、海外ブランドシェアは1.3ポイント減の8.0%に減少した。A1 が6割減、モデル末期のA4が3割減となったことが響き、前年割れとなった。こうした状況でAudiは、2026年以降に投入される新車を全てBEVにする方針で、充電インフラの整備など、BEVの普及拡大に向けた取り組みを進めている。Audiは、急速充電器の整備に注力している。2022年に全国52基の最高出力150kWの急速充電器を設置した。2023年は、既にe-tron店に設置した50-90kWの急速充電器を150kWに置き換え、全国で102基とする。このほか、都市型の充電コンセプトAudi charging hubを、ドイツ、スイスに次いで東京に設置する計画もある。2023 年1 月、サーラカーズジャパンが運営するAudi浜松は、日本のディーラーで初めてとなるカーボンニュートラル店舗となった。 ...続き...