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調査報告書:世界

世界IT企業の新モビリティ事業戦略
世界IT企業の新モビリティ事業戦略
発 行

■ 2021年9月29日

体 裁

■ A4判、99頁
 簡易カラー印刷

価 格

■ 198,000円(税込)※国内送料込

冊子版+報告会: 473,000円(税込)

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約847KB

IT企業の参入で変革が加速する自動車産業と新旧企業の主導権競争

世界の自動車産業はデジタル化が進んでいます。IT業界の存在感を高めた「CASE」の風は、COVID-19の影響を受けてその勢いは多少弱まったものの、依然として、IoTをベースにした「自動車+α」ビジネスを本格化しようとする動きは鮮明であります。新興BEVメーカーのTeslaが「IT+電動化+ソフトウェア」のトレンドを巻き起こし、VW、トヨタなど主要レガシーメーカーがTeslaをベンチマークする形になりました。これに加え、GAFA+M(Google/Apple/Facebook/Amazon+Microsoft)に代表される世界主要IT企業が続々と自動車産業に参入する動きが鮮明化しており、独自のIoTプラットフォームに自動車ビジネスを取り込もうとする動きを活発化しています。その一例がAppleで、従来の家電やクラウドサービスといったビジネスからAppleCarといった自動車そのものにビジネス領域を広げようとしており、自動車をめぐってレガシーメーカーとの競争が現実化しようとしています。さらに、Huawei、Baidu、Foxconnなど様々なIT・家電企業が自動車産業へのチャレンジを明らかにしています。一方、既存レガシーメーカーは環境対応・コスト低減・技術イノベーション等、様々な分野での革新が徹底して求められるなか、新たな競争者への対応も必至です。

本調査報告では、IT・家電業界からの自動車産業への参入を徹底的に調査し、レガシーメーカーとの競争が今後どのように本格的に繰り広げられるか、そして、IT・家電企業の自動車産業へのアプローチと取り込み戦略の分析に加えて、自動車関連ビジネスを軸にした最新動向についてもまとめました。

今後、自動車業界における競争環境が一段と厳しくなるとみられる中で、新たな脅威になるとされるIT・家電企業の自動車産業に対するビジネス戦略への理解、そして、直接的・間接的なビジネスでの関係の構築、さらに、大きく動く今後の自動車産業の予測・判断材料として、当報告書をご活用いただければ幸いです。

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総論

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第1章

IT系企業と既存レガシー自動車企業の未来自動車産業の主導権競争

1-1.

1-2.

製造から非製造、ソフトウェア重視への軸足移動から始まる利益創出戦略の変化

1-3.

グローバル単位のリピーター・マニア創出戦略

1-4.

自動車に留まらないクロスインダストリーへの挑戦
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第2章

IT系企業の自動車関連ビジネス展開に関する最新動向

2-1.

ADAS/自動運転技術

レベル3~4の自動運転開発が主流、CAS-BEV向けではレベル4以上の実現に向けLiDAR導入を明確化

2-2.

コネクテッド

2-3.

CAS-BEV戦略

IT系企業が手掛ける新たな自動車分野、ソフトウェアを軸にした差別化で製品競争力での優位を図る

2-4.

内外製・提携戦略

IT系企業の自動車生産は外注がメイン、生産に必要なAIチップ等の内製開発でコア技術等の確保を重視
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第3章

主要IT系企業の自動車関連のビジネス戦略

3-1.

AGoogle

Waymoを中心にした自動運転開発を継続、ドライバレスカーによるロボタクシーサービスの導入を本格化

3-2.

Apple

独自ソフトウェアのiOSを中心に自動車向けビジネスを推進、2025年までにApple Carを投入する計画

3-3.

Microsoft

Azureを軸にしたAI・クラウドコンピューティング、自社ブランドの自動運転車の開発にも参戦

3-4.

Amazon

e-Commerce、Amazon Web Service(AWS)に加え、自動運転企業買収で自動車関連ビジネスを本格化

3-5.

Facebook

独自SNSサービスプラットフォームを活用し、オンライン自動車販売ビジネスを展開

3-6.

IBM

独自のAI、クラウドコンピューティングシステムを活用したサービスプラットフォームをGM、BMW等の自動車メーカー向けに展開

3-7.

NVIDIA

GPUベースの自動運転車用AIプラットフォームを展開、SoCの高度化に加え、AI訓練による自動運転の高度化を目指す

3-8.

Intel/Mobileye

自動運転AIの学習や高度化に向けたHPCを開発、2022年ロボタクシー運用に向けEyeQシリーズの更新も推進

3-9.

Huawei(華為)

5G通信基盤自動運転・コネクテッド技術を展開、独自Harmony OSによる車のデジタル化も本格化

3-10.

Baidu(百度)

Apolloコネクテッド自動運転プラットフォームを開発、北汽新能源との提携でBaiduブランドのBEV生産を本格化へ

3-11.

Foxconn(鴻海)

3-12.

LG

Magnaと協業でBEVを中心としたソリューション提供、IVI/コネクテッド分野でもM&A活発化で独自プラットフォーム構築目指す

3-13.

Samsung-Harman

独自コネクテッドソリューションの開発に注力、車載OS、コンテンツサービス等の車載インフォテイメント分野を強化

3-14.

SK

独自コネクテッドプラットフォームのビジネス化、バッテリーセルをもう一つの事業軸に自動車産業への影響力を拡大

3-15.

SONY

Vision-Sで独自の360度センシングSafety Cocoonに加え、エンターテインメント・コネクテッド技術を提案

3-16.

Tesla

「BEV+α」軸にクロスインダストリー化を加速、効率性の最大化とコスト低減の両立を図るためのR&Dを強化

3-17.

Rivian

シリコンバレー発の新興高級BEVメーカー、エネルギー・UX・OTAの「BEV+α」戦略を本格化

3-18.

Canoo

3-19.

Lucid Motors

シリコンバレー発の新興高級BEVメーカー、エネルギー・UX・OTAの「BEV+α」戦略を本格化