今回で40回目を迎えたBangkok International Motor Showが、バンコク郊外Impact Muang Thong Thaiで開催された。2019年3月25日がVIPデー、26日が報道関係者向けのプレスデー、3月27日から4月7日までが一般公開日の予定となっている。また、3月28日から4月3日まで、隣接する会場にて中古車ショーが開催される。
今回のショーには30の自動車ブランドが出展した。各ブランドの発表では、世界のトレンドに沿う形でSUVや電動車のアピールが目立ったが、世界初公開や、量販の見込めるモデルの初公開は見られなかった。
日系ブランドは、トヨタはGR Supraをステージ上で公開。また、ブース脇では、フィリピンで初公開した新型HiAceである、新型Commuterを展示した。いすゞはMu-Xのカスタム仕様the onyxを壇上でアピールした。ホンダは、10代目となった新型Accordを公開した。ガソリンモデルとハイブリッドモデルを公開したが、右ハンドル車としてはタイが世界初公開となった。三菱自は、1トンピックアップトラックTritonのカスタムコンセプト、Triton Absoluteを発表したほか、e-Evolution Conceptをアピール。日産はX-Trail HybridとLeafを壇上に上げ、電動車をアピールした。マツダは魁 Conceptをアピール。スズキは新型Jimnyを公開。日本からの完成車輸入で、1.5ℓガソリンエンジンを搭載する。
日系以外のブランドでは、中国資本が目立った。上海汽車が手掛けるMGブランドは、ZS EV Conceptと乗用バンV80を公開した。また、Chevroletは新型Captivaを公開した。新型Captivaは宝駿530ベースで、同じく宝駿530ベースの五菱Cortezを生産しているインドネシアから完成車輸入する。そのほか、現代自がKona Electricを公開。BMWはX7、新型Z4と新型3シリーズを公開した。
2019年3月28日現在