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中国自動車産業 2008
中国自動車産業 2008
発 行

■ 2008年3月6日

体 裁

■ A4判、321頁

価 格

■ 120,000円+消費税
※国内送料込

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約1MB

原油高の中、自主ブランドと環境重視へ舵取る
産業政策、問われる各社の製品対応力

  • 2010年代に向けた中国自動車産業の成長性と課題を解説
  • 自動車生産240拠点の所在地、製品、能力整備動向を掲載
  • 中国主要30社と世界大手23社の中国事業戦略を分析
  • 乗用車(~2012年)、商用車(~2010年)製品投入計画を収録
  • 中央政府と地方政府の2010年に向けた自動車産業政策
  • メーカー別車種別モデル別生産・販売・輸出入統計データを充実

中国自動車産業は、国内市場が2007年に850万台に拡大したのを受け、生産888万台、輸出63万台、年間2兆元規模に拡大しました。2007年時点の 中国自動車産業は、規模的に世界3位ですが、このままの成長率が続くと2010年には日米を上回って世界最大規模になることが予想されています。

中国市場の成長性はいち早くから注目されているため、内外各社ともに積極的な設備投資が行われています。2010年の販売目標では、中国主要10 社の発表を集計すると1,300万台以上となり、また、世界大手自動車メーカー9社の発表を集計すると800万台以上の販売が計画されています。

一方中国政府は、自動車産業を国民経済の基幹産業として位置づけながらも、自動車産業の成長がもたらすエネルギー供給の不安、社会的公害などのマイナス要素の抜本的解決策を模索しています。このため、中国の自動車市場は、富裕層からの高級車、中型乗用車の普及から始まったものの、一般中間層への普及は高い税負担と道路や駐車場などインフラ整備の遅れにより進んでいません。中国主要都市における都市整備計画は、マイカーを主要交通手段とする内容は皆無であることも、行政当局が本格的なモータリゼーションの到来を拒む姿勢を伺わせています。

「中国自動車産業2008」は、こうした競争環境の要素変化を捉え、メーカーの事業動向と市場動向の分析から、中国自動車産業・市場を見通す上で 役立つ情報を分かりやすく取りまとめており、中国自動車ビジネスに携わる方々の経営戦略策定などの参考資料としてお役立ていただけるものです。


中国内外主要各社の2010年販売目標

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第1章

中国自動車産業の現状と焦点
1
 
2
2. 自主ブランド事業、シェア50%に向け問われる技術の自立
10
12
4. 世界進出時代に問われる現地部品調達能力の強化
22
5. 自動車製品貿易:出超規模が2007年151.5億米ドルに
34
6. 業界再編、製品・拠点の補完を目指す経営統合が加速
40
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第2章

中国自動車産業の収益動向
47
 
1. 収益構造、問われる新たな収益源創出
48
52

 

54
4. 自動車産業の資本構造、進む多様化と株式公開
58
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第3章

中国自動車産業の政策動向
63
 
64
2. 地方政府の「11・五」自動車産業育成政策
74
80
4. 中国知的財産権、課題は特許獲得と模倣品防止
82
5. 排ガス規制、燃料品質の確保で足踏み
84
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第4章

中国自動車市場の成長力
87
 
1. 自動車市場、年率15%の伸びが続き1,500万台規模へ
88
2. 自動車保有、2006年に3,697万台に増大、個人率が63%に
90
3. 乗用車市場、2007年634万台規模に成長
96
100
5. 乗貨両用車、2007年に市場規模が100万台へ成長
110
6. トラック市場、内需成長、海外向け輸出開拓も進展
112
7. バス市場、輸送需要拡大を背景に30万台規模に成長
114
8. 商用車製品、安全性・排ガス規制対応製品導入が加速
116
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第5章

中国自動車メーカーの2010年代経営戦略
123
 
124
2. 上海汽車、南京の吸収合併で商用車事業基盤を強化
132
138
4. 広州汽車、自主ブランド乗用車の確立と商用車の事業を統合
146
5. 吉利汽車、収益改善や上級車市場での競争力獲得が課題に
148
6. 奇瑞汽車、経営多角化を推進、商用車にも本格参入
152
7. 北京汽車、乗用車自主ブランド確立に向けてR&D体制を強化
156
8. 長安汽車、2010年に200万台体制・自主ブランド車120万台を狙う
158
9. 華晨汽車、新製品ヒットで黒字転換へ、西欧・中近東事業も強化
160
10. 哈飛汽車、2010年に70万台を目指すが東風との統合案が浮上
162
11. 昌河汽車、乗貨車の低迷と先行設備投資拡大で収益悪化
164
166
13. 江淮汽車、2010年60万台体制に向けて乗用車事業を強化
168
14. 重型汽車、重型トラックでトップに躍進、輸出開拓も重視
170
15. 長豊汽車、M1Aで国内拡販を狙い、CS6で海外進出へ
172
16. 宇通集団、鄭州拠点に中大型バス事業を再集中
176
17. 福建汽車、北汽との経営統合の可能性が浮上
178
18. 比亜迪汽車、バッテリー技術の相乗効果に期待
180
19. 南京汽車、上汽との経営統合で進むMG乗用車プロジェクト
182
20. 陕西汽車、専用車事業強化により2010年に12万台を目指す
183
21. 力帆汽車、設備投資加速で資金が不足、上場動向が注目
184
22. 中興汽車、輸出事業の好調で国内外生産体制を強化
185
23. 双環汽車、知財権問題が事業存続に直撃
186
24. 黄海汽車、瀋陽・常州でバス能力を増強
187
25. 亜星客車、Daimler撤退を機に不採算事業を見直し
188
26. 兵器工業、大型商用車分野に特化、進む販売戦略の見直し
189
27. 三環集団、西部市場拡販を遂げ、プラス成長に回復
190
28. 成都王牌、2010年能力を10万台へ、稼働率維持が課題
191
29. 華菱汽車、問われる自社技術力の育成
192
30. 青年汽車、多車種化を進め、問われる資金力
193
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第6章

世界自動車メーカーの中国事業新展開
195
 
1. 再編加速を背景に、外資メーカーは提携戦略を見直し
196
2. VW/Audi、業績回復の次はブランド競争力を維持・強化
200
3. GM、開発能力増強でシェア1位維持を目指す
204
4. トヨタ、2010年100万台に向けフルラインで製品強化へ
208
5. ホンダ、現地開発力強化で2010年シェア10%獲得へ
214
218
7. Fordグループ、南京拠点稼働で小型車拡販目指す
220
8. PSA、2010年100万台目指すが、哈飛との合弁が停滞
224
9. 現代/起亜、2010年100万台に向け調達方針を見直し
226
10. Chryslerは奇瑞と提携へ、福田と交渉が続くDaimler
230
11. 三菱自、自社ブランド車投入と販社設立で事業てこ入れへ
232
12. スズキ、戦略車投入と販売網統合で2010年50万台を狙う
234
13. BMW、現地生産体制増強により高級車シェアトップを目指す
236
238
15. 新興国自動車メーカーの中国参入、製品力強化が課題
240
16. Volvo‐日産デ‐R.V.I.、グループで展開強化へ
242
17. いすゞ、エンジンの内製化で、2010年度6万台販売目指す
244
18. MAN、技術供与とともにMANブランド合弁生産も強化
245
19. Iveco、上汽との提携を軸に内需取り込みと輸出を推進
247
20. 日野、広汽と合弁設立で大型トラック巻き返しへ
248
21. 三菱ふそう、Daimler拠点で軽型トラック生産も検討
249
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第7章

中国自動車周辺業界の事業展開
251
 
1. 特装車業界、2010年90万台に向けて見直される規制
252
258
3. 低速自動車、規制見直しで軽型トラックへ買い替えが加速
266
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付録

付録
269
 
1. 自動車産業政策運営政府部門
270
2. 自動車産業関連行政規制一覧
274
3. 車種別生産販売統計年次推移 (1998~2007年)
278
4. 車種別生産販売統計月次推移 (1998年1月~2007年12月)
278
5. モデル別乗用車生産販売年次推移 (1998~2007年)
282
6. メーカー別車種別生産販売年次推移 (1998~2007年)
294
7. 自動車製品輸出入統計 (2001~2007年)
316
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