発 行 | |
■ 2020年8月26日 |
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体 裁 | |
■ A4判、カラー印刷 178頁 ■ 製本版 or WEB購読 ・WEB購読の詳細は |
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価 格 | |
■ 99,000円(税込)※国内送料込 月報購読者等割引あり:79,200円(税込) |
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ご案内用チラシPDF | |
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EU・中国は世界で最も厳しい水準の燃費改善を要求
新型コロナウイルスの感染拡大が目下の大きな問題となっていますが、世界各地で頻発する自然災害の被害も深刻で、気候変動問題はこの先数十年以上に渡って地球規模で取り組まなければならない命題と考えられます。CO2に代表される温室効果ガス(GHG)の削減の取り組みはエネルギー問題と連動する形で進められており、自動車分野では排出ガスの低減や燃費向上の動きが広がっています。こうしたなか、EUと中国では2030年にかけてCO2排出量規制と燃費規制の規制値の厳格化が進み、BEVおよびPHEVを相当数生産・販売しなければ規制をクリアできない状況になります。
『欧米中の自動車CO2規制・燃費規制 2020年版』は、主要自動車市場であるEU・米国・中国における最新のCO2/CGH排出量規制・燃費規制に焦点を当てた特別調査レポートです。各規制の詳細な解説のほか、自動車メーカー各社のCO2排出量・燃費の最新データを収録しました。
当案内をご高覧の上で、ぜひとも本書をご採用頂き、貴社の事業戦略の策定にご活用頂ければ幸甚です。
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![]() 第1章 |
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世界のCO2規制・燃費規制
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▽Paris協定で気温上昇1.5~2℃未満への抑制目指す | |
▽CO2/燃費規制は2030年以降に60g CO2/km水準へ |
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![]() 第2章 |
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欧州(EU)のCO2規制・燃費規制
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1.総論: 気候中立の長期目標を設定、小型自動車と大型車のCO2排出量削減を推進 | |
▽2050年のGHG排出量実質ゼロを目指す | |
2.小型自動車規制: 乗用車の2030年目標は2021年比37.5%減、 ZLEVベンチマークを2025年に導入 | |
▽乗用車に対する2030年目標は現状比で約半減を要求 | |
3.CO2排出量実績: ディーゼル比率低下などで2017~2019年に増加、 プール形成で罰金回避へ | |
▽ガソリン車とSUVの増加でCO2排出量が増加 | |
▽乗用車メーカーは目標達成に向けてプール形成を模索 | |
▽小型商用車では2018~2019年にCO2排出量が増加 | |
4.大型車規制: CO2排出量規制を新たに導入、2025年度目標は2019年比15%減 | |
▽2025年度目標は2019年比15%減、2030年度は30%減 |
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![]() 第3章 |
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米国のCO2規制・燃費規制
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1.総論: Trump政権において環境政策が後退、 民主党系勢力は環境重視・GHG削減を主張 | |
▽Trump政権はGHG削減に消極的、民主党は環境重視 | |
2.小型自動車規制: 2021MY以降に緩和的基準を適用、 Trump政権がカリフォルニア州規制を無効化 | |
▽SAFE車両規則により年1.5%ペースで基準値を強化 | |
▽GHG/CAFE規制の先進技術への優遇措置を調整 | |
▽2016~2018MYにGHG排出量実績が基準値を超過 | |
▽2018MY時点のクレジット残高はトヨタが最大 | |
4.CAFE実績: 小型自動車の燃費は33mpgで推移、 規制強化でクレジット残高減少のOEMが増加 | |
▽2019MYに燃費性能が悪化した見込み | |
▽小型トラックのCAFEクレジット残高がマイナスに | |
5.中大型車規制: GHG/燃費規制の第2フェーズを導入、 2027MY基準はトラック等で20%前後の厳格化 | |
▽2020~2027MYにGHG/燃費規制の第2フェーズを実施 |
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![]() 第4章 |
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中国のCO2規制・燃費規制 |
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1.総論: 燃費規制強化の背景にNEV普及重視の意向、 CAFCの2025年目標は95g/km水準に | |
▽燃費規制でNEV重視の方向性、低燃費車優遇を強化 | |
▽乗用車の2025年目標を4.0ℓ/100kmに設定 | |
▽2019年に重型車の第3段階規制が適用開始 | |
3.クレジット制度: CAFCとNEVのダブルクレジットを適用、 2020年6月に管理規則を改訂 | |
▽2020年6月にダブルクレジット管理規則改訂を発表 | |
4.クレジット実績: 2019年のCAFC実績は5.56L/kmに、 全体の6割がCAFCクレジットで負債計上 | |
▽CAFC目標厳格化でクレジット獲得が困難に | |
▽年産100万台超の大手のCAFCクレジットはマイナスに |