2020年1,400万台市場に拡大した中古車市場を車齢、セグメント、地域、ブランド別に徹底解析
中国で中古車市場の急拡大が続いています。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で初めて前年割れとなったものの、中古車の年間取引台数は1,434万台に達しています。過去10年間で見ても、2010年の385万台からは4倍近く、5年前の2015年と比べても約1.5倍の規模で成長。中国の新車市場が2018年から3年連続で低迷しているのに比べると、中古車市場の右肩上がりの成長は誰の目にも明らかです。
「中国の中古車市場2021」では、これまで日本国内ではあまり取り上げられなかった中国中古車市場の最新状況について分析します。第1章の総論では、中古車市場の規模がどれくらいの規模なのかといった基本情報や、中古車輸出振興策などの関連法政策を概観。中国自動車流通協会(CADA)が公表しているデータをもとに最新の中国の中古車市場の動向を解説します。また、FOURINの独自視点で中古車取引において焦点となる平均残価率から見た市場分析について第2章で取り上げています。
第3章から第6章までは、FOURINが独自に入手した1,350万件余の中古車取引データを元に、車齢別やセグメント・パワートレイン別、地域別、ブランド別で中国の中古車市場の特徴について解析しています。
これまで中国自動車について書かれた書籍はたくさんありましたが、中古車に関する専門書籍はほとんどないのが現状です。
当案内をご高覧頂き、関連部署とも相談のうえ、ご購入賜りますようお願い申し上げます。
※ 画像をクリックすると大きいサイズでご覧になれます。
▼2章へ | ▲PAGE TOP |
![]() 第1章 |
|
中国中古車市場概観
|
過去10年間で3.7倍と急伸、2021年は1,600万台規模に | |
◇新車と中古車比率1:0.57、日本との差大きく | |
◇中古車取引後押しする自動車保有台数増 | |
2. | 見えてきたマーケットの特徴 |
増える車齢7年以上の取引、地域跨ぐ規制撤廃追い風に | |
◇「3万元以内」が34%で最多 | |
◇地域別取引では華東地区が3分の1 | |
◇省を跨ぐ取引は3割近くまで上昇 | |
3. | 動き始めた「中国発」中古車 |
初の中古車輸出振興策発表、市場活性化の起爆剤に | |
◇「品質と安全性の確保」がカギ | |
4. | 法政策から見た最新動向 |
慎重に進められる関連法整備、改正流通管理弁法に期待 | |
◇難航する中古車流通管理弁法の改定 |
▲1章へ / ▼3章へ | ▲PAGE TOP |
![]() 第2章 |
|
中国中古車の残価率
|
▲2章へ / ▼4章へ | ▲PAGE TOP |
![]() 第3章 |
|
車齢別中国中古車市場
|
車齢別中古車取引、車齢4年~10年は取引のボリュームゾーン、2021年に欧州系、日系の加重平均車齢が低下 |
▲3章へ / ▼5章へ | ▲PAGE TOP |
![]() 第4章 |
|
セグメント・パワートレイン別中国中古車市場 |
▲4章へ / ▼6章へ | ▲PAGE TOP |
![]() 第5章 |
|
地域別中国中古車市場
|
▲5章へ | ▲PAGE TOP |
![]() 第6章 |
|
ブランド別中国中古車市場 |