中国と米国の成長がけん引し2013年世界市場は8,500万台に到達
- 世界85ヵ国販売と世界50ヵ国生産について台数実績データを車種別、ブランド別に整理!!!
- 世界85ヵ国の自動車産業に関わる行政及び貿易政策、自動車生産・販売の最新動向を概観!!!
- 成長が続く新興国各国における、自動車各社の生産・販売事業の2013年競争結果を解析!!!
- 各国の保有率と人口予測から2014/2015/2020/2025年の保有と販売を国別に予測!!!
- 世界主要自動車メーカーの各国での自動車生産能力中期計画(2013/2018年)を分析!!!
世界の自動車市場は2010年の世界金融危機後の立ち直りから4年連続で拡大しており、2013年には8,500万台になりました。世界最大市場の中国と第2市場の米国の増加が欧州の縮小を補って、世界全体で350万台の増加となりました。2014年は中国、米国の拡大基調が続き、欧州市場も回復が始まっており、市場拡大が続く見通しです。
新興国市場は中国を除くとBRICs3ヵ国で2013年から伸び悩みあるいは市場後退がみられ、政治や経済の混乱からは大幅な縮小に見舞われております。その一方で先にブームに沸いたタイに続いてインドネシアをはじめとするASEAN諸国の市場が拡大しており、新興国市場は成長と後退の明暗が出ております。2014年にはアルゼンチン、ブラジル、ロシア、タイなど市場後退が確実視される国が散見され、自動車産業政策や経済金融政策を背景に急転する新興国の情勢は予断ならない状況です。また、欧米先進国や中国などのメガマーケットでは燃費規制対応で、インド、ASEAN、ブラジルなどは戦略小型車と、新たな焦点も加わり、自動車メーカーの競争とその結果を注視していく必要があります。
当調査報告は世界各国のセグメント別、ブランド別、モデル別の自動車生産・販売台数実績を、各国統計から集計し分析するものです。2014年版では、データ入手困難からイエメンを割愛し、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニア、モルドバの東欧地域3ヵ国を加えた85ヵ国を対象に、生産・販売統計を整理いたしました。
当案内をご高覧の上、関係部署ともご相談頂き、採用を検討賜りますようお願い申し上げます。
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![]() 第1章 |
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自動車産業・市場動向
1 |
: |
2
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世界自動車販売 |
: |
歴史的低迷の欧州不調を、アジアと米州の好調が牽引し
8,500万台に拡大 12
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世界自動車生産 |
: |
2013年は8,860万台に拡大、米州地域が増産、
中国・ASEAN牽引でアジア成長続く 22
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![]() 第2章 |
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自動車グループ・メーカー別生産販売動向
33 |
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主要グループ別地域別販売比率:各社が中国比率拡大
34 |
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36 |
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主要グループ別地域別生産構成:母国の比重が縮小
64 |
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世界メーカー別生産:各社が増産、トヨタが首位維持、GMを抜いてVWが2位
66 |
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世界生産能力計画:新興国投資で先進国自動車メーカーが
2018年1億430万台への能力増を準備 82 |
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![]() 第3章 |
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北米
95 |
北米総括 |
: |
北米販売1,890万台、生産1,650万台で危機前水準までほぼ回復
96
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米国 |
: |
販売1,590万台、生産1,100万台と2007年水準に回復
98
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カナダ |
: |
販売は過去最高の178万台、生産は240万台弱に縮小
107
|
: |
114
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プエルトリコ |
: |
2年連続で販売台数10万台超えも、先行きは不透明
122
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![]() 第4章 |
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南米
123 |
南米総括 |
: |
成長鈍化続き販売は600万台超えられず、生産は6%増の480万台
124
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ブラジル |
: |
生産は過去最高の374万台、販売は377万台で10年振りに縮小
126
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アルゼンチン |
: |
販売は最高の96万台、輸出増で生産復調も輸入増に保護策強化
130
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ベネズエラ |
: |
外貨減による部品供給不足から製販ともに2~3割減少
133
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コロンビア |
: |
個人消費低迷が続き生産13万台、販売30万台と、ともに縮小
136
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エクアドル |
: |
国内販売は回復の一方、輸出減で生産は減少
139
|
: |
142
|
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ペルー |
: |
減税、関税撤廃、中古車規制を背景に新車販売19万台と記録更新
145
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ウルグアイ |
: |
国内市場は4年連続の販売増、中国メーカーの進出が加速
148
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ボリビア |
: |
新車販売は6割増の3.5万台、中国車のシェアが2割まで上昇
150
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パラグアイ |
: |
新車市場は3年連続3.1万台、部品メーカーの進出が進む
151
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![]() 第5章 |
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西欧
153 |
西欧総括 |
: |
生産・販売ともに下げ止まらず、1,300万台強と低水準
154
|
ドイツ |
: |
販売は326万台、生産は588万台と後退局面続く
156
|
: |
162
|
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イタリア |
: |
生産66万台、販売142万台、2014年は回復へ
169
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フランス |
: |
2013年製販とも下げ止まらず、販売は2014年に回復見込み
177
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スペイン |
: |
廃車買替策導入で販売は82万台、生産は10%増の216万台
184
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ベルギー |
: |
販売は55万台へ微減、生産は50万台へ2002年以前から半減
190
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オランダ |
: |
消費冷え込み続き販売は50万台割れ、Mini組立開始で生産回復へ
193
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オーストリア |
: |
販売は2年連続で減少し36万台、生産は17万台に回復
196
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スウェーデン |
: |
2013年は販売・生産ともに縮小するも、2014年は回復の見通し
198
|
ギリシャ |
: |
6年連続で販売減となるも前年並みに踏みとどまる
201
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ポルトガル |
: |
販売は景気改善から13万台に回復、生産は縮小続く
203
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アイルランド |
: |
2013年販売は景気低迷で2年連続減少の8.7万台
206
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デンマーク |
: |
6年ぶりに20万台販売を突破、乗用車は過去最高記録を更新
208
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フィンランド |
: |
景気低迷で2年連続販売減、2014年は個人消費拡大で回復観測も
210
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ルクセンブルク |
: |
景気低迷と低CO2車補助金縮小により、再び市場縮小
212
|
スイス |
: |
高水準ながら駆け込み需要の反動減で販売は6.1%減
214
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ノルウェー |
: |
自動車市場は1.8%増の18万台、3年連続で歴史的高水準
216
|
アイスランド |
: |
2013年販売は8,026台に縮小、2014年も前年並みの見通し
218
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![]() 第6章 |
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中・東欧
221 |
中・東欧総括 |
: |
市場はロシア減速で516万台に縮小、
生産は前年並みの690万台 222 |
ポーランド |
: |
販売は35万台に回復、生産はFiat生産減で60万台割れ
224 |
ハンガリー |
: |
生産は5年ぶりに30万台を超え、販売は7%増の7.3万台
226 |
: |
229 |
|
スロバキア |
: |
生産は100万台に肉薄、販売は7.5万台と3年ぶりのマイナス
232 |
ルーマニア |
: |
販売は6年連続の減少で8.2万台、輸出増で生産は
40万台に増加 234 |
スロベニア |
: |
財政危機回避で販売は5%増、生産は15年ぶりの10万台割れ
237 |
ブルガリア |
: |
販売は6%増の2.4万台、外資誘致で経済発展を目指す
239 |
キプロス |
: |
2013年販売は緊縮策と預金課税等による
景気悪化で1万台割れ 240 |
ラトビア |
: |
2013年販売は1.4万台で前年並み、2014年は6%増の見通し
242 |
エストニア |
: |
販売は2年連続で2万台超、トヨタが首位堅持、
EV普及策が進行中 244 |
リトアニア |
: |
自動車販売は1.8万台で安定、中・大型商用車がけん引
246 |
クロアチア |
: |
EU加盟も経済低迷で乗用車販売は縮小続き
ピーク2008年の3割 248 |
セルビア |
: |
輸出用生産は7万台超え、国内販売は2.2万台と6年連続縮小
249 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
: |
自動車販売は4年連続で1万台の水準
252 |
マケドニア |
: |
2013年販売は5割減で3,000台下回る、VWが首位維持
253 |
モルドバ |
: |
2013年自動車販売は5,400台、Daciaが首位維持
254 |
ウクライナ |
: |
市場23万台、生産5万台に減少、国内混迷が製販縮小に拍車
255 |
ベラルーシ |
: |
販売は前年比4割増の2.9万台、乗用車生産が本格始動
258 |
ロシア |
: |
販売は5%減304万台、生産は3%減218万台、
4年振りに製販縮小 260 |
トルコ |
: |
内需拡大により景気回復基調、生産は113万台、販売は89万台
267 |
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![]() 第7章 |
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アジア
271 |
アジア総括 |
: |
中国牽引でアジア市場は7%増、GMとVWがシェア拡大
272
|
日本 |
: |
増税前の駆け込みで販売は前年並み、輸出減で生産は3.1%減
274
|
中国 |
: |
生産2,200万台を突破、2年間の停滞から二桁成長に転じる
288
|
台湾 |
: |
2013年は積極的な販促活動が奏功し38万台に回復
299
|
韓国 |
: |
ストライキ等により生産が452万台へ2年連続後退、
販売も微減 304
|
タイ |
: |
税還付措置の反動で販売は7%減の133万台、生産は246万台
310
|
インドネシア |
: |
LCGC本格導入で自動車販売は120万台突破
314
|
マレーシア |
: |
堅調な経済と低価格車投入効果で、66万台と最高記録を更新
320
|
フィリピン |
: |
堅調な経済成長により販売は史上初の20万台突破
324
|
シンガポール |
: |
保有抑制と登録税引き上げで2013年は2.9万台に減少
326
|
ベトナム |
: |
堅調な経済成長と乗用車登録料の引き下げで11万台を回復
328
|
ブルネイ |
: |
販売は過去最高の前年水準を維持し1.9万台、韓国車は苦戦
330
|
: |
331
|
|
パキスタン |
: |
増税等により市場が14万台に後退、新自動車産業政策が待たれる
335
|
スリランカ |
: |
輸入車増税の影響で、自動車販売は4割減の3.0万台
337
|
ウズベキスタン |
: |
CIS向け輸出拠点として生産は25万台に拡大、販売も漸増
338
|
カザフスタン |
: |
市場は7割増の17万台に拡大、PSAとトヨタが現地組立開始
339
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アゼルバイジャン |
: |
2013年販売は5割増の2.3万台、景気改善で過去最高に
341
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![]() 第8章 |
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大洋州
343 |
大洋州総括 |
: |
通貨高を背景に販売は記録更新するも生産事業は2017年終了へ
344
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オーストラリア |
: |
販売は113.6万台と過去最高も、2017年までに全社が生産撤退
346
|
ニュージーランド |
: |
好況を背景に販売は11万台超、2014年は同水準か微増の見通し
349
|
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![]() 第9章 |
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アフリカ
351 |
アフリカ総括 |
: |
販売は微減し市場拡大に停滞感、生産は拡大が続く
352
|
南アフリカ |
: |
生産はストの影響で60万台回復ならず、販売は65万台で停滞
354
|
: |
359
|
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モロッコ |
: |
内需は7%減の12万台、Renault新工場増産で生産は16.7万台に
362
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アルジェリア |
: |
販売は42.5万台へ1.9%減、政府・欧州合弁の現地組立事業開始
364
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チュニジア |
: |
政治的不安定により自動車販売は2.7%減の4.8万台
365
|
ケニア |
: |
2013年販売は13.6%増、商用車メーカー中心に市場参入加速
366
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![]() 第10章 |
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中近東
367 |
中近東総括 |
: |
イラン自動車生産減で販売は1.5%減、GCC諸国では市場拡大
368
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イラン |
: |
生産は2割減の74万台、規制緩和で14年は回復か
370
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サウジアラビア |
: |
市場は75万台に成長、年産60万台の自動車産業育成へ企業誘致
372
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アラブ首長国連邦 |
: |
二桁増基調続き販売は過去ピーク2008年に迫る36万台
373
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クウェート |
: |
石油輸出減で景気減速するも、2013年販売は
過去最高の15.4万台 374
|
: |
375
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オマーン |
: |
販売は7.3%増の20.7万台、新車投入した日産が好調
376
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カタール |
: |
4年連続販売増加、2030年に向けインフラ強化
377
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バーレーン |
: |
経済回復で前年比23%増の5.3万台を販売
378
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![]() 巻末 |
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主要国自動車工業会による車種別生産・販売分類区分
379 |
販売分類区分
380 |
|
生産分類区分
382 |
|
別表
383 |