自動車問題研究会は自動車産業に関与する個人によって構成される任意団体で、学習、研究、会員相互の親睦を目的とした組織として1969年(昭和44年)に発足しました。当研究会は東京に本部が、大阪と名古屋に支部があり、それぞれが独自の活動を行っています。東海支部は1984年(昭和59年)7月3日に誕生し、東海地区に在住または事業・研究拠点を有する約130名の会員によって構成されています。
東海支部は月一回定例会を開き、自動車を取り巻く諸課題について講演会を行うことを基本的な活動としています。また、年に数回の懇親会や本部、関西支部との交流会を行い会員相互の親睦を図っています。
フォーインは1996年12月以来、東海支部の事務局を務めておりますが、自動車産業に関わる様々な企業、大学関係者、公的機関の関係者らとともに、月一回の定例会の中で学習させていただいております。
弊社調査報告書をご利用の皆様。弊社調査報告書にご興味をお持ちの皆様。自動車問題研究会は弊社の調査報告書とはまた別の視点で自動車を理解する上での有効な場と存じます。自動車問題研究会では広く門戸を開放していますので、下記の「過去1年間定例会報告」や「定例会のご案内」をご覧の上、入会されることをお薦めいたします。
2024年9月定例会では、台湾ZDT Groupの陳 弘倫氏と遠藤 宏美氏に「IT系先行Print基板専門Makerから見た自動車産業の技術動向~自動車産業は100年に一度の大変革、IT系Trendから動向を予測~」をテーマにご講演いただく予定です。
陳氏は2010年台湾大手液晶企業入社、日系大手車載Tier1向品質管理を担当。2012年に日系五大商社の1社に車載営業として転職、電動化や自動運転化の趨勢を感じ、電子部品が自動車業界において重要な変革を迎えることを予見。2018年にZDTに転職、車載戦略の企画と市場開拓を担当しDomain Controller等で量産実績、現在は台日車載営業部長を務めています。また遠藤氏は2000年に台湾師範大学語学学校卒業、2004年に台湾政治大学商学部財務管理学科卒業後、IC基板Substrate Maker(Phoenix Precision Technology Corporation)に入社、その後2012年にZDTで主にFPC関係でIT系大手数社から量産実績、現在は日本市場の顧客管理及び開拓を担当しています。
電動化と自動運転化が急激に進み、さらにAIやBig Data活用といった先進技術変革により、自動車用電子部品にも異変が生じています。既にIT系大手にPrint基板納入実績を有しGlobal TOP Shareの立場からみた、自動車産業におけるPrint基板のTrendをご紹介致します。
今回もパソコン・スマートフォンからのオンライン会議(Microsoft Teams)参加システムも採用しております。
自問研に興味ご関心のある方もお誘い合せ下さい。
日時 | 2024年9月24日(火) 午後7時~8時30分頃 |
---|---|
会場 | フォーイン2階多目的ホール(名古屋市千種区桜が丘292番地) |
WEB | オンライン会議(Microsoft Teams)による開催 |
内容 | 「IT系先行Print基板専門Makerから見た自動車産業の技術動向」 |
講師 |
① 陳 弘倫 氏 ② 遠藤 宏美 氏 |
2024/8/21 第426回 |
「わたしと日産 巨大自動車産業の光と影」刊行に当たって
-リーダーシップの在り方、次世代への期待- 」
|
株式会社西川事務所代表取締役 (前日産自動車株式会社代表執行役社長兼CEO) 西川 廣人 氏 |
2024/7/18 第425回 |
「タイ・インドネシアにおける日本自動車産業の立ち位置」 2023年度 総会 |
株式会社フォーイン
日本・アジア調査グループ 鈴木 航平 氏 |
2024/6/19 第424回 |
「電動モビリティ新時代に向けての新たなチャレンジ
-ユーザーが望むBEVにするために- 」
|
元BluE Nexus取締役
安部 静生 氏 |
2024/5/30 第423回 |
「2050カーボンニュートラル(CN)対応について
-アナザストーリーは? クリーン電源+BEV VS e-fuel+HEV- 」
|
CN企画株式会社
代表取締役 社長・CEO 守谷 嘉人 氏 |
2024/4/25 第422回 |
「SDV時代の企画活動について
-鉄・ゴム・樹脂から喜怒哀楽へ- 」
|
マツダ株式会社
MaaS事業準備室 室長 別府 耕太 氏 |
2024/3/19 第421回 |
「自動車向け材料として、ERW鋼管の活用マニュアル
-軽量化の限界に挑戦する、韓国鋼管メーカーの活動紹介- 」
|
韓国T.G.S PIPE CO., LTD.
President HYO-JEONG SUH 氏 |
2024/2/27 第420回 |
「「斜め横」から視たニッポン自動車産業2024
- 元・汎用エンジン屋がクルマ屋さんに贈る「五つの視座」 - 」
|
工学博士 / フリーライター フリーエンジニア 渡邉 生 氏 |
2024/1/30 第419回 |
「ドイツFVV将来燃料スタディ IVb
-百家騒乱、ますます混迷する急激なEVシフト、eFuel論争へのLCA計算- 」
|
FVV日本オフィス 代表
竹内 一雄 氏 |
2023/12/19 第418回 |
「メキシコ現地取材報告
-電動サプライチェーン構築に向けた動き- 」 2023年度 忘年会 |
株式会社フォーイン
世界自動車調査月報 編集長 安藤 久史 氏 |
2023/11/28 第417回 |
「モノづくり現場が自ら進めるデジタル化を考える」
トヨタ自動車田原工場の活動の紹介
|
トヨタ自動車株式会社株式会社
田原工場エンジン製造部 技術員室企画グループ長 𠮷田 保正 氏 |
2023/10/23 第416回 |
「タイにおける日系自動車メーカーのポジション変化と電動化対応 -中国メーカーの怒涛のEV攻勢と日本勢の凋落。どうするニッポン!- 」
|
一寸木守一事務所代表、 日本能率協会参与 一寸木 守一 氏 |
2023/9/27 第415回 |
「BYD販売の日本電気自動車市場へのインパクト -BYD ATTO 3販売経験で分かったこと、新型車(BYD DOLPHIN)発売にかける期待- 」
|
BYD Auto Japan株式会社 代表取締役社長 東福寺 厚樹 氏 |
本会は、自動車に関わる諸問題について政治、経済、文化、技術などの、さまざまな観点から問題提議を行ない、かつ会員相互が調査、研究および議論を重ね、その本質を見極める事、また会員相互の親睦をはかることを目的とする。
本会は、月例研究会、工場見学会、試乗会、出版物の編集発行、内外関係機関との連携その他、本会の目的を達成するに適当と認められる活動を行う。