自動車問題研究会は自動車産業に関与する個人によって構成される任意団体で、学習、研究、会員相互の親睦を目的とした組織として1969年(昭和44年)に発足しました。当研究会は東京に本部が、大阪と名古屋に支部があり、それぞれが独自の活動を行っています。東海支部は1984年(昭和59年)7月3日に誕生し、東海地区に在住または事業・研究拠点を有する約130名の会員によって構成されています。
東海支部は月一回定例会を開き、自動車を取り巻く諸課題について講演会を行うことを基本的な活動としています。また、年に数回の懇親会や本部、関西支部との交流会を行い会員相互の親睦を図っています。
フォーインは1996年12月以来、東海支部の事務局を務めておりますが、自動車産業に関わる様々な企業、大学関係者、公的機関の関係者らとともに、月一回の定例会の中で学習させていただいております。
弊社調査報告書をご利用の皆様。弊社調査報告書にご興味をお持ちの皆様。自動車問題研究会は弊社の調査報告書とはまた別の視点で自動車を理解する上での有効な場と存じます。自動車問題研究会では広く門戸を開放していますので、下記の「過去1年間定例会報告」や「定例会のご案内」をご覧の上、入会されることをお薦めいたします。
2025年4月定例会では、中国自動車技術研究センター(CATARC)チーフスペシャリスト、チーフエンジニアオフィス副主任の黄 永和氏に「中国のスマートBEVの発展動向及び展望」をテーマにご講演いただく予定です。
黄氏は1986年6月に南開大学外国語学部日本語文学専攻を卒業し、文学学士号を取得。2000年9月に天津財経学院で経済学修士号を取得。歴任として、CATARC自動車技術情報研究所のチーフエンジニア、WTOおよびAPEC政策研究室と産業政策研究室の主任、中国自動車戦略および政策研究センターの主任などの要職を務め、中国の省エネ・新エネルギー車分野の自動車産業政策の研究・策定に参加。現在、中国自動車技術研究センター(CATARC)チーフスペシャリスト、チーフエンジニアオフィス副主任を務めています。
講演では、主に中国自動車産業のトレンドやNEVの特徴やスマート化の発展動向を紹介しながら、NEV産業チェーン、NEV産業が利益を上げていない原因の分析、PHEVとREEV(レンジエクステンダー)が中国で売れる理由等を分析します。
今回もパソコン・スマートフォンからのオンライン会議(Microsoft Teams)参加システムも採用しております。
自問研に興味ご関心のある方もお誘い合せ下さい。
日時 | 2025年4月10日(火) 午後7時~8時30分頃 |
---|---|
会場 | フォーイン2階多目的ホール(名古屋市千種区桜が丘292番地) |
WEB | オンライン会議(Microsoft Teams)による開催 |
内容 | 「中国のスマートBEVの発展動向及び展望」 |
講師 |
黄 永和 氏 |
2025/3/18 第434回 |
「台湾・鴻海と日本の自動車産業
-エレキの巨人はなぜ日産を支援したいのか- 」
|
フリージャーナリスト
杉本 りうこ 氏 |
2025/2/18 第433回 |
「車載通信の高速化に伴う課題点の整理とコネクタメーカーから見た今後の展望
-車載イーサネットおよびLVDS/SerDesの高速化への対応- 」
|
ローゼンバーガー・オートモーティブ・ジャパン合同会社
Product Manager 鈴木 茂夫 氏 |
2025/1/30 第432回 |
「高まる地政学的リスクに対応したバッテリーサプライチェーン
-バッテリーメーカーから見たバッテリーの役割- 」
|
パナソニック エナジー株式会社
企画センター 政策渉外部 部長 仲西 延人 氏 |
2024/12/12 第431回 |
「モビリティDX戦略~SDV/OTAについて」 2024年度 忘年会 |
FVV日本オフィス代表
竹内 一雄 氏 |
2024/11/20 第430回 |
「インドにおけるスズキの成長戦略
-インド自動車産業の現状と今後- 」
|
スズキ株式会社 副社長
鮎川 堅一 氏 |
2024/10/22 第429回 |
特別講演会 ①「トルコ経済の現況 -トルコリラ・消費者物価・GDP成長率などトルコ経済の見通し- 」
②「トルコの自動車産業とEV生産への動き
-中国などからの新規参入投資によるEV生産サプライチェーンの進展- 」
|
①トルコ共和国 ②トルコ共和国 |
2024/10/15 第428回 |
「トヨタの生産現場の強さと海外生産拠点立ち上げ、車体工場経営で大切にしてきたこと
-新しい世代に伝えたい、日本自動車産業の強さを支えてきたもの- 」
|
元セントラル自動車 社長 |
2024/9/24 第427回 |
「IT系先行Print基板専門Makerから見た自動車産業の技術動向
-自動車産業は100年に一度の大変革、IT系Trendから
動向を予測- 」 |
①台湾ZDT Group, ②台湾ZDT Group, |
2024/8/21 第426回 |
「わたしと日産 巨大自動車産業の光と影」刊行に当たって
-リーダーシップの在り方、次世代への期待- 」
|
株式会社西川事務所代表取締役 (前日産自動車株式会社代表執行役社長兼CEO) 西川 廣人 氏 |
2024/7/18 第425回 |
「タイ・インドネシアにおける日本自動車産業の立ち位置」 2023年度 総会 |
株式会社フォーイン
日本・アジア調査グループ 鈴木 航平 氏 |
2024/6/19 第424回 |
「電動モビリティ新時代に向けての新たなチャレンジ
-ユーザーが望むBEVにするために- 」
|
元BluE Nexus取締役
安部 静生 氏 |
2024/5/30 第423回 |
「2050カーボンニュートラル(CN)対応について
-アナザストーリーは? クリーン電源+BEV VS e-fuel+HEV- 」
|
CN企画株式会社
代表取締役 社長・CEO 守谷 嘉人 氏 |
本会は、自動車に関わる諸問題について政治、経済、文化、技術などの、さまざまな観点から問題提議を行ない、かつ会員相互が調査、研究および議論を重ね、その本質を見極める事、また会員相互の親睦をはかることを目的とする。
本会は、月例研究会、工場見学会、試乗会、出版物の編集発行、内外関係機関との連携その他、本会の目的を達成するに適当と認められる活動を行う。