自動車問題研究会は自動車産業に関与する個人によって構成される任意団体で、学習、研究、会員相互の親睦を目的とした組織として1969年(昭和44年)に発足しました。当研究会は東京に本部が、大阪と名古屋に支部があり、それぞれが独自の活動を行っています。東海支部は1984年(昭和59年)7月3日に誕生し、東海地区に在住または事業・研究拠点を有する約130名の会員によって構成されています。
東海支部は月一回定例会を開き、自動車を取り巻く諸課題について講演会を行うことを基本的な活動としています。また、年に数回の懇親会や本部、関西支部との交流会を行い会員相互の親睦を図っています。
フォーインは1996年12月以来、東海支部の事務局を務めておりますが、自動車産業に関わる様々な企業、大学関係者、公的機関の関係者らとともに、月一回の定例会の中で学習させていただいております。
弊社調査報告書をご利用の皆様。弊社調査報告書にご興味をお持ちの皆様。自動車問題研究会は弊社の調査報告書とはまた別の視点で自動車を理解する上での有効な場と存じます。自動車問題研究会では広く門戸を開放していますので、下記の「過去1年間定例会報告」や「定例会のご案内」をご覧の上、入会されることをお薦めいたします。
2024年12月は例年通り、定例会・忘年会を同時開催いたします。前半の定例会では、FVV日本オフィス代表 竹内 一雄氏より「モビリティDX戦略~SDV/OTAについて~」をテーマに報告いたします。
竹内氏は、1981~2022年まで41年間、トヨタ自動車にてエンジン、モータースポーツ(F1/CART-INDY/NASCAR)、MBDデジタル開発などを担当され、2022年よりドイツFVVの日本オフィスを設立。FOURIN技術政策顧問、SCSKモビリティ事業部顧問,トヨタ自動車株式会社 社友も兼務されています。
講演では、SDV(ソフトウェア定義車両)/OTA(無線アップデート)は新しい概念ですが、1980年代のCAEや2000年代のMBDに続くデジタル開発手法です。1990年代からモータースポーツで進化してきた開発手法を例に、量産車への展開方法を欧米の最新状況とともに報告します。
自問研に興味ご関心のある方もお誘い合せ下さい。
日時 | 2024年12月12日(木) 午後6時00分~ |
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会場 | Kitchen INOSSE (住所: 名古屋市名東区高社1-16 電話:052-725-9344) 先着15名限定 |
WEB | オンライン会議(Microsoft Teams)による開催 |
内容 | 「モビリティDX戦略~SDV/OTAについて」 |
講師 |
竹内 一雄 氏 (FVV日本オフィス代表) |
日時 | 2024年12月12日(木) 午後6時45分~ |
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会場 | Kitchen INOSSE (住所: 名古屋市名東区高社1-16 電話:052-725-9344) |
会費 | ¥5,000-(懇親会費用、飲み放題付) |
2024/11/20 第430回 |
「インドにおけるスズキの成長戦略
-インド自動車産業の現状と今後- 」
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スズキ株式会社 副社長
鮎川 堅一 氏 |
2024/10/22 第429回 |
特別講演会 ①「トルコ経済の現況 -トルコリラ・消費者物価・GDP成長率などトルコ経済の見通し- 」
②「トルコの自動車産業とEV生産への動き
-中国などからの新規参入投資によるEV生産サプライチェーンの進展- 」
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①トルコ共和国 ②トルコ共和国 |
2024/10/15 第428回 |
「トヨタの生産現場の強さと海外生産拠点立ち上げ、車体工場経営で大切にしてきたこと
-新しい世代に伝えたい、日本自動車産業の強さを支えてきたもの- 」
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元セントラル自動車 社長 |
2024/9/24 第427回 |
「IT系先行Print基板専門Makerから見た自動車産業の技術動向
-自動車産業は100年に一度の大変革、IT系Trendから
動向を予測- 」 |
①台湾ZDT Group, ②台湾ZDT Group, |
2024/8/21 第426回 |
「わたしと日産 巨大自動車産業の光と影」刊行に当たって
-リーダーシップの在り方、次世代への期待- 」
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株式会社西川事務所代表取締役 (前日産自動車株式会社代表執行役社長兼CEO) 西川 廣人 氏 |
2024/7/18 第425回 |
「タイ・インドネシアにおける日本自動車産業の立ち位置」 2023年度 総会 |
株式会社フォーイン
日本・アジア調査グループ 鈴木 航平 氏 |
2024/6/19 第424回 |
「電動モビリティ新時代に向けての新たなチャレンジ
-ユーザーが望むBEVにするために- 」
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元BluE Nexus取締役
安部 静生 氏 |
2024/5/30 第423回 |
「2050カーボンニュートラル(CN)対応について
-アナザストーリーは? クリーン電源+BEV VS e-fuel+HEV- 」
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CN企画株式会社
代表取締役 社長・CEO 守谷 嘉人 氏 |
2024/4/25 第422回 |
「SDV時代の企画活動について
-鉄・ゴム・樹脂から喜怒哀楽へ- 」
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マツダ株式会社
MaaS事業準備室 室長 別府 耕太 氏 |
2024/3/19 第421回 |
「自動車向け材料として、ERW鋼管の活用マニュアル
-軽量化の限界に挑戦する、韓国鋼管メーカーの活動紹介- 」
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韓国T.G.S PIPE CO., LTD.
President HYO-JEONG SUH 氏 |
2024/2/27 第420回 |
「「斜め横」から視たニッポン自動車産業2024
- 元・汎用エンジン屋がクルマ屋さんに贈る「五つの視座」 - 」
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工学博士 / フリーライター フリーエンジニア 渡邉 生 氏 |
2024/1/30 第419回 |
「ドイツFVV将来燃料スタディ IVb
-百家騒乱、ますます混迷する急激なEVシフト、eFuel論争へのLCA計算- 」
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FVV日本オフィス 代表
竹内 一雄 氏 |
本会は、自動車に関わる諸問題について政治、経済、文化、技術などの、さまざまな観点から問題提議を行ない、かつ会員相互が調査、研究および議論を重ね、その本質を見極める事、また会員相互の親睦をはかることを目的とする。
本会は、月例研究会、工場見学会、試乗会、出版物の編集発行、内外関係機関との連携その他、本会の目的を達成するに適当と認められる活動を行う。