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調査報告書:中国

中国における48Vシステムの進展状況
中国における48Vシステムの進展状況
発 行

■ 2020年7月16日

体 裁

■ A4判、カラー印刷 63頁

+調査報告会(オンライン、プレゼン資料付)
価 格

■ 1,320,000円(税込)国内送料込、調査報告書+各社別報告会

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約1.4MB

燃費規制とコスト動向から48Vの将来を見通す

  • 燃費規制、NEV規制、排ガス規制から48Vシステム採用拡大の可能性を分析!!
  • 2018年~2020年6月のメーカー別48V搭載車のモデル別の生産状況を解析!!
  • 48Vシステムサプライヤーチェーン、構成部品の調達価格を調査!!
  • モータ等48Vシステム主要サプライヤーの開発、能力整備、供給等動向を整理!!
  • 2030年までP0、P1、P2等Px別の48Vシステム搭載車等電動車市場を予測!!

中国では、CO2排出規制(燃費規制)の対応策として、欧州市場で提唱されている48Vシステムの導入が盛んに議論されています。2016年に長安汽車が世界初の量産48Vシステム搭載車「逸動(Eado)」を発売したのを皮切りに、吉利、五菱、江淮、Daimler、Ford等複数の自動車メーカーが追随して48Vシステム搭載車を投入しました。高度アイドリングシステム付きのスタータージェネレーターを搭載するP0方式を中心とする48Vシステムは、2019年までにMercedes-Benzの高級車を中心に市場拡大してきましたが、一般大衆車では長安、五菱、江淮等が生産を中止し、48Vシステム搭載車の台数は当初の予測を大きく下回っています。しかし2020年はGMの新規参入、吉利の48V搭載車値下げ等の新たな動きが見られ、48Vシステムが再び注目を集めています。

2021年より実施されるNEV規制(第2段階)で、HEV等の低燃費車はNEVクレジットの計算時に優遇されることが決定しましたが、48Vシステムはその対象外となります。そのため、多くのOEMメーカーは一旦48Vシステムを敬遠する可能性があります。しかし、2026年~2030年の第6段階燃費規制でモデル別制限値が厳格化され、今後国7排ガス規制に対応する技術・電気加熱式触媒(EHC)の搭載が必要となることから、OEMメーカーが再度48Vシステムの搭載を進める可能性が出てきました。

FOURINは2018年より、中国市場における48Vシステム搭載車の生産規模を集計しながら、開発・採用動向をウォッチングしています。貴社の技術戦略・製品戦略等の策定に当マルチクライアント調査をご採用くださいますようお願いいたします。

中国、2021 年以降NEV 規制の低燃費車定義

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目次
▼2章へ▲PAGE TOP

第1章

中国における48Vシステム市場現状・予測
48Vシステム搭載現状・予測
関連燃費・NEV・排ガス規制
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第2章

自動車メーカーの48Vシステム採用戦略
VW
BMW
Daimler
Jaguar Land Rover
GM
Ford
日産
現代自
中国一汽
上汽集団
中国長安
吉利汽車-Volvo Car
奇瑞汽車
長城汽車
▲2章へ ▲PAGE TOP

第3章

関係サプライヤーの開発・供給動向
Bosch
Vitesco
Valeo
BorgWarner
Magna
Hella
Punch
ジヤトコ
A123 Systems
BYD
風帆
上海藍諾
他48Vモータサプライヤー
他48V電池サプライヤー
48V対応電動アシストターボサプライヤー