~開発から量産化までの可能性の探求~
調査趣旨
2018年5月に李克強総理がトヨタ北海道工場を見学後、中国において燃料電池車(FCEV)の開発が加速しています。2019年末までにFCEV生産規模は累計5,000台を超え、中国製造2025に掲げられた目標5,000台を1年前倒しで達成。スタック、水素タンク、エアコンプレッサー等部品コストはなお高く、FCEV産業の育成には補助金が欠かせない状況は続くと予想されますが、中国政府がFCEV産業育成に本格的に乗り出しており、今後、中国が世界最大のFCEV市場に発展する可能性が注目されます。
FCEVの普及には、水素燃料の製造、運送、貯蔵等の燃料供給体制の整備もまた必要になることから、地方政府を中心にインフラ整備に向けた投資も増大しています。
こうした中、FOURINは直近1年間の中国FCEV産業の実態調査を踏まえ、中国の水素及びFCEV産業政策とインフラ整備動向、FCEVの市場予測、民族国有系・民族民間系主要自動車メーカーのFCEV開発戦略、FCEVを構成する重要部品に関わるキープレーヤーとなる部品メーカーの開発実態についての調査報告書をマルチクライアント調査として作成することにいたしました。
日中間のFCEV分野において一層の協力強化が期待される中、中国の水素及び燃料電池車事業に関与しておられる企業の皆様、これから新たに参入を目指しておられる関係者の皆様の事業戦略策定に不可欠な重要情報として当報告書をご活用ください。
調査概要
調査名称 | FOURINマルチクライアント調査 『中国燃料電池車産業の急成長 ~開発から量産化までの可能性の探求~』 |
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調査内容 |
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報告書体裁 | カラー印刷報告書191頁(A4 PDF)+調査報告会 |
報告書発行日 | 2020年3月13日 |
報告会 | 詳細は報告書発送後にご案内いたします |
参加費用 | 第二次申込 88万円(税込)(申し込み期限=2020年12月25日) |
参加方法 | 『申し込み用紙』に記入の上、FAXでお申込み、または、ネットフォームから。 |
支払方法 | 申込み到着後、請求書を発行しますので、原則2ヶ月以内に全額振込みをお願いします。 |
問い合わせ | 本マルチクライアント調査についてのお問合せは、以下までお願いします。 フォーイン営業部 電話:(052)789-1101(代) E-mail: info@fourin.jp |
調査報告書
『中国燃料電池車産業の急成長 ~開発から量産化までの可能性の探求~』
第1章 中国の燃料電池車(FCEV)産業の規制動向と将来FCEV車市場予測
1.中国燃料電池車生産・販売台数
2.中国のFCEV規制
3.中国のFCEV優遇措置
4.中国のFCEVプロジェクト
5.FCEVのTCO分析及び部品コスト分析
第2章 中国における水素の製造、運送、貯蔵の整備状況
1.水素製造の実態
2.水素運送の実態
3.水素ステーションの整備状況・計画
第3章 主要自動車メーカーの燃料電池車開発動向
上汽集団、東風汽車、中国一汽、北汽福田、広州汽車 宇通客車、中通客車、飛馳汽車、長城汽車
第4章 主要サプライヤーの開発動向
燃料電池スタック及びシステム:新源動力(Sunrise)、億華通(SinoHytec)、
国鴻氢能(SinoSynergy)、上海捷氢(SHPT)、氢璞創能(NOWOGEN)、
清能股份(Horizon)、重塑能源(Refire) 、愛徳曼(Cemt)等
水素タンク:科泰克(CTC)、天海工業(BTIC)、瀋陽斯林达安科(CLD)
エアコンプレッサー:雪人股份(Snowman)、伯肯(Bolken)、金士頓(ZxJSD)、
勢加透博(XecaTurbo) 、毅合捷(Easyland)等
セパレータ:上海弘楓(SHF)、上海弘竣(SHJ)、神奇電碳(Sunki)、上海治臻(Zhizhen)
MEA:擎動科技(Hydrogine Technology)
GDL:济平
PEM(固体高分子形):東岳
付録
補助金対象FCEVリスト
メーカー別型式番号別FCEV生産台数(2018~2019年)
行政区別都市メーカー別FCEV販売台数(2019年)
参考資料画像
(FOURINマルチクライアント調査「中国燃料電池車産業の急成長」より)
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