米国の関税政策は自動車産業をどう変えるか?
バッテリー/SDV/eAxle/中国/インド――現場の第一人者・専門家が語る変化の本質と次の一手を見極める、年1回の特別講演会
カンファレンス | ネットワーク懇親会 | |
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日時 | 2025年6月6日 (金) 13:00~18:00 | 2025年6月6日 (金) 18:30~20:30 |
場所 |
〒108-0075 東京都港区港南1-2-70 |
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参加費用 | 1名様: 55,000円(税込み) <ペア割> |
5,500円(税込み)/1名様 |
定員人数 | 先着 現地100人、リモート100人 (定員になり次第締め切ります) |
先着40名 (定員になり次第締め切ります) |
申込 | ネットフォーム から | |
注意事項 |
<カンファレンス>・定員に達し次第、締切ります。 ・オンデマンドの配信はいたしません。 ・オンラインは1ID 1名様のみの参加に限ります。 ・コンサルタント、メディアなど同業の方のご参加はお断りします。 |
12:00 |
開場 |
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主催者挨拶 |
13:00 |
開会挨拶 久保 鉄男 (株式会社フォーイン 代表取締役社長) |
講演① | 13:10 |
高まる地政学リスクに対処したサプライチェーンの構築 |
講演② |
13:55 |
100年に一度の自動車産業革命『最終章』: |
講演③ |
14:40 |
車両電動化に貢献するデジタルエンジニアリング最前線 |
休 憩 |
15:20 |
コーヒーブレーク |
講演④ |
15:45 |
中国BYD/吉利/小米等中国OEMの競争力 |
講演⑤ |
16:30 |
インド電動二輪車産業の現状と競争焦点 |
討 論 |
17:20 |
パネルディスカッション 「地政学リスク対応でBEV化に濃淡、SDV対応は待ったなし」 モデレーター 東 尚史 (株式会社フォーイン 専務取締役) |
懇親会 |
18:30〜 |
ネットワーク懇親会 (会場:品川シーズンテラス カンファレンスC) |
バッテリー事業を取り地政学リスクがエスカレートする中、マルチチャネルサプライチェーンの構築が不可欠。
バッテリーエコシステムを俯瞰するブループリントに基づき、コスト競争力と地政学的安全性を両立させたサプライチェーンの構築が重要。
また、柔軟かつスピーディーに変化に対応できるかが鍵となる。
1997年、松下電器産業株式会社(現パナソニックホールディングス株式会社)入社。空調事業、白物家電事業を経て2007年より電池事業に従事。その後、約12年間の海外勤務(東南アジア、中南米)を経て2022年よりパナソニック エナジー株式会社にて政策・渉外を担当。
SDV化は車両性能の向上や自動運転技術の進展に欠かせない要素であり、今後の競争力拡大と売上向上に直結します。そのSDVの実現には、統合ECU (最先端SoC)や車載OSの開発、OTAによるソフトウェア更新、大規模データ収集と生成AIの活用が極めて重要であり、米中欧では既に商用化し急成長しているOEMもいくつか出てきています。
ここでは、SDV技術の指数関数的成長を利用し、日本企業が世界市場で優位性を獲得する道筋を示します。
IT企業でPCやビデオストリーミング・TV会議システム等を開発後、オンラインゲーム会社を設立。2004年から国内OEMにてEVを中心にIoT化を推進し、2011年GSMA賞受賞。2012年から米半導体企業でCASE全般を開発推進、並行して名古屋大学で自動運転の調査研究に従事。IEEE等で講演多数、政府委員歴任。2024年、中国でSDVに関する書籍(共著)を出版。
電動化およびソフトウェアデファインドビークルに代表される新たなモビリティ進化に対するデジタルエンジニアリングを通したソリューションについてご紹介します。特に差別化技術の一つである「車両熱マネジメント技術」を如何に効率的に かつ ユニークな製品として作り上げていくか。といった趣旨の元、そのためのモデル化・シミュレーション手法を中心にお話を進めさせていただきます。
過去20年以上にわたり、自動車OEMにて多岐にわたるシミュレーション技術を駆使したパワートレイン開発に従事し、特に熱マネジメント技術においてはICE車からEVまでの開発経験を持つ第一人者としてリーダー的役割を果たしてきた。現在は、世界最大独立系CAEソフトウェア企業であるアンシス社の自動車産業向け技術責任者として、日本地域OEMおよびサプライヤーにおけるカスタマーサクセスを担っている。
世界OEMが中国のOEMを脅威と感じる理由を深掘りし、具体的な事例を通じてその実力を明らかにします。例えば、BYDの低コスト要因や、吉利のブランド統合戦略、小米のデジタル技術の進展等が挙げられます。また、中国政府の支援が各社の成長を後押ししている点にも触れ、今後の競争環境と市場展望についても分析します。
2005年に名古屋大学修士卒、同年フォーイン入社、2011年「FOURIN中国自動車調査月報」編集長、2018年中国調査部部長、2020年取締役。「世界自動車産業の2035年電動化競争」、「中国における48Vシステムの進展状況」、「宏光MINI EVの低コストインパクト」、「中国電池交換・BaaS市場展望」、「BYD(比亜迪)ベンチマーク」等の多数調査を担当。
インドでは、2024年に電動二輪車販売が前年比33..6%増の115万台となり、過去3年で100万台増加しました。政府のEV補助金が減額される中、好調な需要が持続しているのは、収益性度外視の過激な販売競争によるものです。
本講演では、こうした状況に加え、インド政府の電動部品国産化の強化、電動化と並行して推進するバイオエタノールやバイオガスなど代替燃料の製造・普及策を踏まえ、今後の競争焦点と二輪産業の将来を展望します。
1996年フォーイン入社、1999年から2006年にかけて「FOURIN海外自動車調査月報」や「世界自動車 統計白書」等の編集長を歴任。2007年海外営業部長。2017年に企画調査部へ異動し、個別調査に加え、電動車や新規事業など様々な調査レポートを担当。2024年に副社長就任。学んだことは「視点変わればすべて変わる」、「情報は恣意的につくられる」。