第38回バンコク国際モーターショー(The 38th Bangkok International Motor Show)が、2017年3月29日にタイで開幕した。一般公開の期間は3月29日から4月9日で、これに先駆けて3月28日にプレス発表が行われた。会場は前回までと同じBangkok郊外北部にあるIMPACT Challenger Hallで、四輪車ブランド30社、二輪車ブランド12社が参加した。
展示即売会の色合いが強いこのバンコク国際モーターショーであるが、主催者は今回の来場者目標を160万人と設定。受注台数目標は前回の3万2,571台から5~10%増と定め、成約額は400億バーツ(約1,300億円)以上を目指すとしている。
出展内容は、既存モデルの更新などのタイプレミアがその中心となったが、グローバルモデルのうち、ホンダのCR-VやMercedes-BenzのEクラスクーペなどがアジアプレミアとなったことが目立った。また、Mercedes-Benz、BMW、Volvo Carなど高級車各社がプラグインハイブリッド車の展示を前面に押し出していたことも印象的であった。このほか、日系ではトヨタがViosのマイナーチェンジモデルを公開したほか、日産は2017年初にタイに新規投入したNoteを展示。Eco Car政策第2弾の対応車などの発表はみられなかった。
2017年3月28日現在