ジュネーヴ・モーターショー開幕!量産車は新発売の小型車を発表、ハイパフォーマンスカーも健在
2014年3月4日、スイスのジュネーヴPALEXPOにおいて、第84回ジュネーヴ・モーターショー(Salon International de l'Auto)のプレスブリーフィングが行われ(開催は3月16日まで)、世界初公開または欧州初公開のモデルが披露された。不景気からヨーロッパの自動車市場が低迷する中、量産車メーカーの世界初公開となるモデルは小型乗用車が目立った。RenaultがSmartとプラットフォームを共有する新型Twingoを発表、続いてトヨタとPSAが共同生産するAセグメント車を披露、トヨタは新型Aygo、Peugeotは108を発表した。スズキもAセグメントのCelerioを発表している。自動車メーカーはCO2削減の取り組みを各社各様に盛り込んでおり、VWはGolfのプラグイン車、起亜はEV、現代自は燃料電池車を発表している。多くのメーカーが新製品にスマートフォン対応のインフォテイメント技術を盛り込んでおり、高級車から小型乗用車に至るまでホットトピックとなっている。
プレミアムブランドではAudiがモデルチェンジした新TTを披露、M-BenzのSクラスクーペなどトップモデルも発表された。
例年スポーツカーメーカーやカロッツェリアの欧州における製品発表の場となっているが、Ferrari、Maserati、Lamborghiniなどのブースでは人だかりとなっており、ハイパフォーマンスメーカーの存在力を示している。
2014年3月7日現在