2014 Mondial de l’automobile(通称・パリモーターショー)が2014年10月2日より開催される。一般開催に先駆け、10月2、3日に報道関係者への公開が行われた。あいにくの曇天となったが、17ヵ国から250メーカーが参加し、会場が熱気に溢れた。
欧州市場はまだ薄日が差し始めた段階であるが、各社ともPHEVを中心に燃費を重視したモデルを多く披露した。
地元フランス勢ではRenaultが初のCMSベース車となる新型Espaceを発表したほか、燃費1ℓ/100kmのコンセプトeolabを公開した。PSAはPeugeotがPHEVのコンセプト2モデルQuartzとExaltを披露した。CitroënはC4 Cactus Airflowを公開。2014年6月に発売されたばかりのC4 Cactusのハイブリッドモデルで、燃費2ℓ/100kmを誇る。2014年6月にPSA第3のブランドとして独立したDSは、コンパクトハッチバックのDevineコンセプトを発表した。
ドイツメーカーではVWがPHEVのPassat GTEやDucati製エンジンを搭載したスポーツカーXL Sport、AudiはTT Sportbackコンセプトを発表。BMWは新型2シリーズカブリオレと新X6を披露。M-BenzはAMG GT、smartは新型fortwoとともに4人乗りの新forfourを公開した。
日本メーカーは、トヨタがクロスオーバーのC-HRコンセプト、ホンダが欧州版JazzとHR-V(ヴェゼル)、日産がCハッチバックのPulsar、マツダがMX-5、スズキがVitaraを発表した。
2014年10月3日現在
Renault
Peugeot
Citroën/DS
VWグループ
BMW/Mini
M-Benz/Smart
Opel、Volvo
Fiatグループ
Ford
Jaguar Land Rover
トヨタ/Lexus
日産/Infiniti
ホンダ、マツダ
スズキ、三菱
現代/起亜