2016 Mondial de l'automobile(通称パリモーターショー)が2016年10月1日より開催される。一般開催に先駆け、9月29、30日に報道関者への公開が行われた。暑気の残る中、19ヵ国から23ブランドが参加。Plastic Omnium、BlaBlaCar(カーシェアリング)などの新規参加もあり、出展者数は前回を上回ったものの、Ford、Volvo Car、マツダ、Rolls-Royce、Bentley、Lamborghiniなどが出展を見送った。
140を超す新規モデル(ワールドプレミア、欧州プレミア、フランスプレミア)の中でも、SUVと航続距離を意識したEV/PHEVの発表が目立った。
地元フランスメーカーでは、RenaultがEVスポーツカーのコンセプトTrezorと、航続距離400km(NEDCモード)のZoeを発表。PSAは、SUV化した新型Peugeot 5008と3008(第2世代)、CitroënとDSではデザインコンセプトのCXperience、DS Experienceを披露した。
ドイツメーカーでは、イメージ刷新を目指すVWが航続距離600kmのEVコンセプトI.D.を公開。Audiは新型Q5に加え、自動運転車のコンセプトRS 7 Conceptを発表。BMWはクーペスタイルのXシリーズでは最小となるX2を披露した。DaimlerはスポーツSUVクーペのBEVで航続距離最大500kmのコンセプトGeneration EQと、第4世代のsmart fortwo/forfour electric driveを公開した。
日本メーカーでは、トヨタがLexus UXコンセプト、日産が新型Micra、三菱がGT PHEVコンセプトをワールドプレミアとして発表した。
2016年9月30日現在
Renault
PSA
VWグループ
BMW/Mini
M-Benz/Smart
Opel/Tesla
FCA
Jaguar Land Rover
トヨタ/Lexus
日産
ホンダ/スズキ
三菱/いすゞ
現代/起亜