2017年10月25日(水)の8時から26日(木)の13時まで、第45回東京モーターショーのプレス発表が行われた。今回のモーターショーでは、国産自動車メーカー、輸入車メーカー、部品メーカーを問わず、VR(Virtual Reality)を駆使した展示が多く見られ、メインの車両や部品の最新技術とは別に、見せ方においてVRが広く採用されることとなったのが目を引き、より体験型のモーターショーとなった。またインドやASEANなど、アジアからのメディアの数が増えていることも印象に残った。
日本自動車メーカー各社の発表内容は「環境」、「安全」、「コネクティッド」といったコアトレンドの中で、特にADAS/自動運転やコネクティッドを前面に出した発表が多く見られ、自動車と社会の関わり方の未来をコンセプトで示した内容が、乗用車/商用車ともに提示された。また国際オリンピック委員会のTOPパートナーであるトヨタのプレス発表では、2020年の東京五輪をターゲットにした自動運転や燃料電池技術における最新技術の開発方針についても発表された。
今回のモーターショーのテーマは、「BEYOND THE MOTOR」であり、人と自動車の付き合い方が多様になりつつある中、自動車産業の枠を超えて、さまざまなアイディアやテクノロジーを取り入れ、「これまでのモビリティの価値を拡張していく」というビジョンの飛躍のスタートとして位置付けているが、各社の展示内容もこれに沿ったものとなっている。
2017年10月30日現在
トヨタ/Lexus
ホンダ
日産
スズキ
ダイハツ
マツダ
スバル
三菱自
商用車