中国系企業による外資自動車メーカーへの供給
拡大、コスト競争に加えて品質競争が激化
中国自動車部品産業は、拡大する中国自動車生産を背景に安定成長を続けております。中国汽車工業協会(CAAM)発表の2016年自動車部品生産高は前年比14.2%増の3兆7,203億元となりました。自動車部品の輸出入総額も同1.4%増の992.9億ドルに拡大し、近年は900億~1,000億ドル規模で推移しています。
市場規模が拡大し続けるなか、サプライヤー各社の受注競争も激化の一途をたどっています。中国系サプライヤーは、技術開発への投資や企業買収を積極的に行い、品質の向上を図っています。2016年は大手サプライヤー企業買収が相次いだのに加え、2017年6月には均勝電子が経営破綻したタカタの買収を発表し、注目を浴びました。中国系サプライヤーの台頭に対抗すべく、外資系サプライヤーも現地の開発体制強化や生産能力増強を推進しており、中国への投資が加速しております。
「中国自動車部品産業2017」では、内外の主要サプライヤー150社の経営戦略や受注状況、製品開発等の最新動向を掲載するほか、中国の部品産業政策や部品分野別の動向、部品の輸出入状況について解説しております。当書籍は、今後さらなる市場発展が見込める中国自動車関連業界に携わる方々に有益な情報を提供いたします。
当案内をご高覧頂き、関係部署ともご相談いただき、ご採用賜りますようお願い申し上げます。
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![]() 第1章 |
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中国自動車部品産業の現状と焦点
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2. 部品産業育成政策、世界トップ10入りサプライヤーを育成、 ICE車基幹部品、新エネ車・コネクティビティ関連部品が重点 10 |
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4. 中国系サプライヤーの納入動向、企業買収による販路拡大や、 外資系自動車メーカーによるサプライヤー認定も増加 32 |
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5. 外資系サプライヤーの納入動向、現地系メーカーとの取引を拡大、 部品の共同開発や合弁企業設立により連携を強化 36 |
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![]() 第2章 |
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主要部品分野の業界動向
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2. 変速機、2020年までに年間生産能力は4,142万基に拡大、 多段化AT、CVT、DCTを巡る投資が増加 78 |
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3. 伝動部品、DanaとVisedoは中国で生産能力を増強、 万里揚は新エネ車用伝動システムの子会社を設立 88 |
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4. 制動部品、ブレーキシステムの生産能力を増強、 電動化、スマート化がトレンド 90 |
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5. 懸架・操縦部品、EPSの製造が増加、燃費改善のため、 アルミ等の軽量化部品の需要が拡大 92 |
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7. 空調部品、電動カーエアコンの生産が増加、 カーエアコン産業の発展を受け業界標準の修訂準備が進められる 96 |
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8. 安全部品、安全意識の向上により需要増加、 中国系の均勝電子が外資系買収により新規参入を果たす 98 |
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9. 自動車鋼材、高張力鋼・超高張力鋼の採用増加が続く、 中国系メーカーの宝山鋼鉄が優位 100 |
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10. ADAS・自動運転関連部品、ブレーキシステム・電子部品等の 既存メーカーによる新規参入が増加 102 |
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![]() 第3章 |
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外資系主要部品メーカー91社の中国事業動向
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欧米系 106 |
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欧米系 106 |
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韓国系 209 |
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![]() 第4章 |
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中国系主要部品メーカー59社の事業動向
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![]() 付録 |
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巻末付録(CDに収録)
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中国、車種別セグメント別自動車 生産・工場出荷台数の推移(2008~2016年) |
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中国、系列別/ブランド別乗用車 生産・工場出荷台数の推移(2002~2016年) |
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中国、メーカー別モデル別乗用車 生産・工場出荷台数の推移(2002~2016年) |
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中国、グループ別メーカー別車種別 生産・工場出荷台数の推移(2002~2016年) |
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中国、自動車・関連製品輸出入統計(2009~2016年、中国税関分類) |