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グローバルサプイヤーの世界再編とモジュール/システム化動向
グローバルサプイヤーの世界再編とモジュール/システム化動向
発 行

■ 2000年2月28日

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■ A4判、317頁

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■ 140,000円+消費税※国内送料込

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  • 世界自動車メーカーとの部品取引の拡大に
  • グローバルサプライヤーの戦略分析に
  • グローバルサプライヤーとの競争・協調政策の策定に
  • 21世紀に生き残る最適なTier Mix政策の策定に

21世紀を前に、世界の自動車メーカーはシャシプラットフォームの世界的な統合を図り、厳選された1次部品サプライヤーへのシステム、モジュール外注を拡大。これに対応して、世界展開力とシステム統合能力・モジュール開発能力を獲得するために、世界の部品産業はかつてない規模とスピードで再編されています。

99年、Delphiの独立とVisteonの外部移管が進み、Bosch、デンソー、TRW、Lear、Dana等、世界トップクラスの部品メーカーがM&Aと戦略提携により事業拡大を進めています。グローバルサプライヤーと専門部品メーカーが提携するケースも増大しています。再編の波は日本に及び、99年には外国部品企業による買収や合弁進出が顕在化しました。

本調査報告は、世界の自動車メーカーの購買政策、サプライヤー政策の変化を把握するとともに、グローバルサプライヤーの最新の再編動向と自動車部品のシステム統合、モジュール化の傾向を分析するものです。

自動車・部品産業の事業計画の計画立案にお役立ていただけるものと確信いたします。

当案内をご高覧のうえ、関係部署ともご相談いただき、採用を賜りますようお願い申し上げます。


【掲載目次】
▼2章へ▲PAGE TOP

第1章

世界自動車メーカーの購買・サプライヤー政策
1
 
◇転換点を迎えた世界自動車メーカーの部品政策
2
【世界自動車メーカー 12 社の部品調達政策比較】
2
◇自国・量産工場へ広がる自動車モジュール生産
4
【メーカー別世界自動車モジュール生産工場 (含計画) 概要】
4
◇GM、 技術を重視し、 グループ企業・世界サプライヤーから戦略部品を調達
6
・Opel、 グループ企業との連携強化で品質と物流効率を向上
10
・スズキ、 一部品一円の独自原低と多様な提携で戦略技術獲得目指す
11
・いすゞ、 富士重、 GM グループ内の分業体制で購買機能を再編
12
◇Ford、 グループ購買を統合、 システムサプライヤーへの依存増大
13
・欧州 Ford、 サプライヤーパークとモジュール導入でコストを削減
15
・グループ内外の提携で環境対応を強化
16
・マツダ、 Ford グループ傘下でコスト削減とモジュール化を加速
19
◇トヨタ、 グループ購買と世界最適調達を強化
21
・ダイハツ、 トヨタと購買・開発連携を強化
26
◇VW、 グループ内プラットフォーム統合で先行、 スケールメリットを最大限化
27
◇DaimlerChrysler、 進展する購買統合、 部品開発外注策に体温差
32
◇Renault/日産、 モジュール本格導入と購買統合でめざす日産の再建
36
・Renault、 原低の成功体験により日産との購買を統合
36
・欧州地域は Renault の購買網が先導、 その他の地域は購買網を統合
38
・日産、 地域性に応じてモジュール生産を導入
41
・協力効果が期待される戦略技術の獲得
42
◇本田技研、 独立性を維持しながらグローバルシステム購買を拡大
46
◇Fiat、 3 プラットフォーム 280 万台体制でモジュール調達を拡大
48
◇PSA、 プラットフォームを集約しアウトソーシングを拡大
50
◇三菱自、 乗・商別に購買網を再編し経営再建めざす
52
◇現代自は起亜自と購買を統合、 再建策如何となった大宇自の購買政策
55
◇BMW、 Rover と購買を統合してサプライヤー網を再編
56
◇Porsche、 少数のキーサプライヤーとの開発協力を強化
58
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第2章

自動車部品の分野別システム統合、 モジュール化動向
59
 
◇問われる戦略技術の獲得とサプライチェーンマネジメント能力
60
・大手集約化が進んだ自動車メーカー
61
・部品業界でも進展した大手集約化
62
・集約化の原動力となったサプライチェーンマネジメントの1次サプライヤーへの移管
63
・サプライチェーンマネジメントに求められるシステムケーパビリティー
64
・再編の真価を問う欧米市場の停滞・後退局面
65
◇業界再編の鍵を握る戦略技術とその変化
67
【米国部品産業の再編とモジュール化動向】
68
【システムインテグレーター中心に集約化される世界部品産業】
72
◇次世代エンジンマネジメントシステム、 エンジン関連技術
76
◇次世代トランスミッション(6AT, CVT, ASMT)
77
◇次世代ドライブラインシステム、 ハーフシャフトモジュール
78
◇次世代ステアリングシステム
78
◇次世代サスペンションシステム、 シャシモジュール
79
◇次世代ブレーキ、走行安全システム(ABS/TCS/ESP)、ブレーキバイワイヤシステム
81
◇コックピットモジュール
82
◇シートシステム/ヘッドライナーモジュール
83
◇ドアモジュール/ルーフモジュール
84
◇フロントエンド/リアエンドモジュール
84
◇電気・電子/信号・電力供給システム
85
◇車体エレクトロニクスシステム
86
◇次世代乗員安全システム
87
◇空調システム
88
◇次世代車載情報システム(ITS、 ナビゲーションシステム/マルチメディアシステム)
88
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第3章

自動車部品産業の世界再編動向
91
 
◇システム統合、 モジュール化を軸とした世界主要サプライヤーの再編
92
【世界主要部品サプライヤーの企業買収・合併の動向】
92
◇システム統合、 モジュール化に対応した提携の増加
97
【世界主要部品サプライヤーの合弁事業・事業提携の動向】
97
◇撤退/スピンオフで再編が加速
102
【世界主要部品サプライヤーの事業撤退の動向】
102
◇自動車メーカーとともに世界展開する大手サプライヤー
103
【世界主要部品サプライヤーの新興市場進出の動向】
103
◇世界主要サプライヤーの製品分野別再編動向
106
【世界主要部品サプライヤーの企業買収・合弁・提携・事業撤退の動向】
106
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第4章

グローバルサプライヤーの世界展開と戦略技術
119
 
<北米システムサプライヤー>
◇Delphi
120
・専門部品メーカーとの協力を強化する Delphi
120
・2000 年代の Delphi の発展を支える新技術
126
◇Visteon、 自動車システムフルサービスサプライヤーめざす
130
・Ford 外、 北米外売り上げ拡大めざす Visteon
130
・Visteon が提案するシステム統合/モジュール技術
136
TRW、 LucasVarity の買収、 Magna との協力で走行安全及び
乗員安全システムメーカーに
140
◇Dana、 シャシ周りの総合システムサプライヤーめざす
144
◇Lear、 UTA 買収により内装システムサプライヤーとしての基盤を強化
148
JCI、 シートから総合内装システムメーカーへの脱皮を図り、
電装系エキスパートとの提携を強化
152
◇Magna、 車体内外装システム/モジュールのフルラインメーカーめざす
156
Federal-Mogul、 総合材料技術を生かしてピストンシステム、シーリング
システムメーカーとしての発展めざす
160
◇Meritor、 20 億ドルを戦略技術獲得に投入し、 5 年内年商 100 億米ドルをめざす
162
◇Borg-Warner、 環境対応パワートレイン関連部品中心に事業拡大めざす
166
Tenneco Automotive、 ライドコントロール、排気システムで Tier 1 維持めざし
外部企業との協力を強化
168
◇Arvin、 カヤバ工業との戦略提携でショックアブソーバーを強化
170
◇Textron Automotive、 内外装モジュールで事業拡大を模索
172
Tower、 モジュール化の中核担う世界クラスの構造材専門メーカー
としての発展めざす
174
◇Honeywell(旧 AlliedSingal)、 ターボチャージャーを核に、 自動車事業の拡大めざす
176
Hayes Lemmerz、 世界トップのホイールメーカーから
シャシモジュールメーカーへの転身めざす
178
DuPont、 軽量化、 モジュール化対応でプラスチック事業を強化、
自動車塗料部門でも事業を拡大
180
<欧州システムサプライヤー>
Bosch、 戦略分野で世界トップのフルシステムサプライヤー
としての地位強化をめざす
182
・Bosch、 キーテクノロジーの獲得を重視
182
・Bosch のシステム統合、 モジュール化動向
190
・Bosch の海外展開状況
196
◇Valeo、 車体関連総合システムメーカーとしての発展めざす
200
Magneti Marelli、 事業再編によりコックピットモジュール、
サスペンションモジュール、補修部品部門を強化
204
◇GKN、 ドライブライントップ維持とシャシ周りのシステム開発を強化
206
ZF、 パワートレイン、 シャシ周りの固有技術を核にシステム統合、
モジュール化で付加価値を拡大
210
Siemens Automotive、 電気・電子技術を核にシステム統合パートナー
との提携を拡大
214
Mannesmann(含 VDO、 Sachs)、 自動車部品・エンジニアリング部門の
独立でめざす総合自動車システムサプライヤー
220
ThyssenKrupp Automotive(含 Budd、 Bilstein)、 シャシ、
ボディーシステムサプライヤーとしての発展めざす
224
◇Faurecia、 システム部品の欧米供給力の強化で戦略車の受注拡大めざす
226
Sommer Allibert、 Meritor、 Siemens との協力をバネに内装
システムサプライヤーとしての発展をめざす
230
Continental グループ、 タイヤ・ブレーキ回りのシステムサプライヤーとして
安全システムを提案
232
◇Autoliv、 総合乗員安全システムメーカーとして、 システム統合能力を強化
234
◇Hella、 照明機器と電子制御技術を中心にモジュール化・システム統合の中心に
238
TEMIC、 エレクトロニクスシステム需要増大に対応してセンサー、
ECU 事業を強化
240
TI グループ(含 Bundy、 Walbro)、 総合配管、 シールメーカーとして
世界の自動車生産に対応
242
◇Benteler、 フレーム加工技術中心にシャシ周りのシステムサプライヤーめざす
244
◇Behr、 空調専門メーカーとしての特性を生かしてモジュール化の核をめざす
246
◇Brose、 ドアモジュールメーカーとしての地位強化めざして取引きを拡大
248
◇Bayer、 モジュール化に樹脂材メーカーから貢献して、 事業拡大めざす
250
◇BASF、 自動車塗装のフルサービスサプライヤーめざす
252
<日本システムサプライヤー>
デンソー、 自動車エレクトロニクスシステムの統合を通じて、世界の部品
トップスリー入りめざす
254
アイシン精機、 エンジン系、 駆伝導系、 シャシ系、車体系全領域で
システム統合、モジュール化を促進
266
◇矢崎総業、 世界展開で販路を拡大、 ITS 関連を強化
274
住友電工/住友電装、 ワイヤーハーネス、 ITS 中心にシステム統合、
モジュール化に対応
278
◇アイシン AW、 AT、 ナビを核にシステムサプライヤーとしての発展めざす
282
三菱電機、 グループを挙げて ITS 関連技術開発を強化、
メカエレクトロニクス、電装品は系列外納入拡大めざす
286
日立製作所、 グループの技術資源を生かしてシステムインテグレーター
としての発展めざす
288
ユニシアジェックス、 日産系総合部品メーカーから
グローバルシステムサプライヤーへの脱皮をめざす
290
ケーヒン、 本田グループ傘下でシステム統合・
世界四極化に対応し、 事業を拡大
294
◇豊田合成、 LED 量産とコックピットモジュール事業拡大に注力
296
◇東海理化、 安全、 セキュリティーの総合システムメーカーめざす
298
カルソニック・カンセイ、 合併を前に開発体制を統合、 モジュール・
ITS 関連技術を強化
300
カルソニック・カンセイ、 合併を前に開発体制を統合、
モジュール・ITS 関連技術を強化
302
ニッパツ、 技術力を生かして海外展開を強化、 自動車バネ 2005 年
世界シェア 30%獲得めざす
304
曙ブレーキ工業、 摩擦材、 ブレーキ、 センサーによって
周辺モジュールへの関与を強化
306
◇小糸製作所、 AFS 中心に照明分野から安全性向上めざす
310
豊田工機、 ステアリングシステム、 伝達システムにおける
キーテクノロジー獲得めざす
312
◇光洋精工、 電動パワーステアリングで世界シェア 25%獲得をめざす計画
314
タカタ、 先端技術強化と世界展開で世界レベルの
総合乗員安全システムメーカーめざす
316
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第1章 世界自動車メーカーの購買・サプライヤー政策 ……… 1
第2章 自動車部品の分野別システム統合、 モジュール化動向 ……… 59
第3章 自動車部品産業の世界再編動向 ……… 91
第4章 グローバルサプライヤーの世界展開と戦略技術 ……… 119
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