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調査報告書:世界

世界のSUV市場と自動車各社の成長戦略
世界のSUV市場と自動車各社の成長戦略
発 行

■ 2019年5月30日

体 裁

■ A4判、239頁、カラー印刷

価 格

■ 180,000円(税込)
※国内送料込

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各社の収益を支える主要製品となったCUV/SUV電動車開発でも競争焦点に

  • 日欧米韓中の自動車各社のCUV/SUV製品戦略と生産体制、収益貢献度を詳説!!
  • 北米、中国、欧州、日本など主要地域のCUV/SUV市場の構造と特性を分析!!
  • 各社の主要製品の諸元を比較、モデル間・ブランド間の競争関係を整理!!
  • 自動車各社のCUV/SUVの電動化戦略・関連動向を掲載!!

2000年代中盤以降、世界の小型自動車市場ではCUV/SUVの人気上昇が続いています。運転のしやすさ、室内空間の広さ、乗員の視界の高さ、荷物の積み込みやすさなどが消費者の心を掴み、従来のオフロード仕様のニッチなモデルから、都市部での使用を想定した一般的でメインストリームとなるモデルへと変わりました。

各国の小型自動車市場を見てもCUV/SUVの人気の高まりは顕著で、米国と中国では4割、欧州(西欧)では3割を超え、米国であればラージカー、欧州であればCハッチバック、中国であればセダンといった従来の主要セグメントに匹敵、あるいは凌駕する規模まで拡大。米国、西欧、中国ではいずれも最大セグメントになっています。また、CAFEやCO2規制など各国の環境規制対応策として、各国政府や自動車各社が開発を進めるBEVやPHEVの主戦場となるのもCUV/SUVであり、その点でも注目度が高まっています。

世界の主要自動車メーカーもCUV/SUV製品開発、拡充には力を入れており、コンパクトからラグジャリーまでのセグメントを隙間なく埋め、各製品の競争力強化に余念がありません。メーカーによっては収益の大半をCUV/SUVが支えている構図にもなりつつあります。

日米中欧など世界の主要国・地域の特性も交えた市場分析を行うほか、主要自動車メーカーのCUV/SUV製品に関する戦略(生産体制、製品開発など)を詳しくまとめました。

当案内をご高覧頂き、関係部署ともご相談の上、ご採用賜りますようお願い申し上げます。

米国、欧州(西欧) 、中国のSUV/CUV市場のグループ別シェア構成(2018年)

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総論

世界のSUV市場と自動車メーカーの戦略
 
総論:
世界のSUV市場、2018年に2,800万台超、自動車メーカーにとっての主力製品に
◇世界のSUV市場は2018年に推定2,800万台強
◇グループ別SUV販売はVWグループが首位
◇SUVの電動車、数は少ないが各社とも投入の姿勢
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第1章

世界主要地域・国のSUV市場
 
◇米国:CUV/SUV比率は47.1%に拡大
◇カナダ:コンパクトCUV市場が初の50万台超
◇メキシコ:CUV/SUV比率は22%と米国に比べ低水準
3. 西欧:
SUV販売台数500万台、市場シェア35%まで拡大、
小型中心に5年連続で二桁増続く
◇西欧のSUV市場は2018年まで22年連続で増加
◇モデル別首位は2018年に日産QashqaiからVW Tiguanに交代
小型SUVでは製品の種類・幅が広がる、
高級・大型SUVでは8万ユーロ超の超高級価格帯の製品が増加
◇SUVの電動車も徐々に増加
4. 中国:
乗用車市場に占めるシェアは4割を突破、
モデル数は500超、中国系と外資系が製品競争力競う
◇メーカー・販売元別シェアの推移とSUV比率
5. 日本:
新規モデル追加や全面改良車の拡販が奏功、
2018年のSUV比率は13%で拡大傾向維持
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第2章

世界主要メーカーのSUV製品戦略
 
1. VWグループ:
Tiguan、Q5は西欧でセグメント上位、北米、中国、
インド等での販売拡大に向けMQBベース車重視
◇ターゲット市場を重視した生産体制構築
◇SUV販売台数は2012年から2倍以上に拡大
◇Renault/日産のSUV製品は共通プラットフォームを主体に開発
電動車は2022年までにBEVを12モデル、PHEVはRenault/日産車にも
2020年以降設定開始
3. トヨタ:
C-HRやLexus NX、UXなどSUV製品拡充、
当面はHEVに注力するがBEVやPHEV展開も計画
◇SUVの製品ライン拡充とTNGAへの集約進める
◇C-HR、RAV4の生産体制整備
◇SUV販売台数が2012年比2倍以上の規模に拡大
4. GM:
拡大する需要対応でCUV/SUV/ピックアップ重視鮮明に、
市場は米州と中国に軸足置き収益拡大目指す
◇米国:堅調な伸び維持
◇中国:米中貿易摩擦の影響などで販売は減少傾向
5. 現代/起亜:
ミニから大型まで幅広いSUVの市場投入で拡販狙う、
販売不振の乗用車を補う製品ラインアップ構築目指す
◇米国:CUV比率拡大も更なる製品投入へ
◇西欧:安定的に増加傾向維持
◇中国:地場の民族系に対し価格面で劣勢
◇電動化対応:2019年以降に急速に進む
6. Ford:
CUV/SUV含む小型トラックへの注力を明示、
製品ライン拡充や生産能力増強を推進
◇CUV/SUV製品ラインを拡充
◇CUV/SUV向けプラットフォームは4つに集約
◇2022年までに9モデルで電動パワートレイン設定
◇欧米亜で生産体制整備
◇中国および西欧でのSUV比率の伸びが顕著
7. ホンダ:
CR-VとHR-V/Vezelのグローバル戦略2モデルを軸に展開、
地域専用車を設定するも上位モデルでは苦戦
◇SUV製品はグローバルモデル2種と地域専用車で構成
◇SUVの国別販売規模と製品構成
8. FCA:
Jeepに経営資源集中し世界製販規模200万台へ、
Alfa Romeo、MaseratiのSUV製品も強化
◇Jeepを軸にCUV/SUV製品を強化
◇電動車はほぼ全モデルに設定予定
9. PSA:
収益力強化に向けSUV製品を積極投入、
B-SUVはBEV、C-SUVはPHEV展開進める
◇SUV製品ラインを積極的に拡充
◇欧州、アフリカでSUV生産体制整備
◇西欧、中国ともに2012年比で規模、比率ともに拡大
10. Daimler:
C/E/SクラスベースのSUV製品を強化、
2019年以降EQブランドの電動SUVを投入予定
◇SUVはCから高級、ラグジャリーSUVまでが揃う
◇アーキテクチャは4種類、次世代への切り替え進む
◇SUV生産は世界4拠点体制
◇SUV世界販売は3年間で倍の117万台に
11. BMW:
2019年までにBからラグジャリーまで製品をフルライン化、
2020年にBEVのSUV第1弾iX3を発売
BMWブランドではX1からX7までフルライン揃い、Mini、Rolls-Royceの
3ブランド全てでSUVを展開
◇売れ筋はX3/X5からX1へ
12. その他日本メーカー:
海外市場向け戦略SUVを軸に製品の拡充図る
◇スバル、CUV/SUV比率は推定7割を突破、電動車も拡充
スズキ、Jimny/Jimny Sierraを2018年に改良、SUV世界販売台数は
50万台を超えるが販売に占める比率は17%に留まる
13. 吉利汽車/Volvo Car:
需要享受に向けSUVライン拡充、
販売に占めるSUV比率はともに5割超
◇吉利は2017年以降ラインアップ拡充、Volvo Carは小型SUV市場に参入
吉利は宝鶏工場をSUV専用拠点として活用、Volvo CarはCMAベースと
SPAベースで拠点を住み分け
◇西欧、中国、米国で販売台数、比率ともに拡大
14. JLR:
世界販売100万台目標に向けSUV製品拡充、PHEV、mHEV設定拡大
◇SUV生産体制の整備に向け積極的に投資
◇SUV販売台数が2012年比2倍以上拡大
15. 中国メーカー:
B/C-SUVの製品を中心に拡充進め、販売に占めるSUV比率は上昇続く
◇長城汽車、Havalを核に高級ブランドWey、電動車ブランドOraを新設
◇上汽集団、2018年までに4ブランドでSUVを展開も販売に占めるSUV比率は3割程度
長安汽車、SUV市場参入は2012年と遅めだが、積極的な製品拡充で
販売に占めるSUV比率は6割
◇広汽乗用車、TrumpchiブランドでB~D-SUVの製品を展開、先進国市場への進出も視野
◇BYD、各セグメントで1モデルずつ展開、電動車ラインアップは他社より豊富