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中国自動車部品メーカーの技術開発最新動向
中国自動車メーカーの技術開発最新動向
発 行

■ 2008年12月17日

体 裁

■A4判、209頁

価 格

■ 120,000円+消費税※国内送料込

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約1.5MB

中国自動車部品47分野76社、外資自動車部品
27社の技術開発の最先端を総合調査する

  • 2010年代に向けて中国自動車産業が目指す技術獲得戦略を分析
  • 製品分野別に現地系サプライヤー76社の戦略技術をピックアップし技術トレンドを分析
  • 世界最大級R&D拠点構築へ、外資系サプライヤーの中国研究開発戦略の最新動向を掲載
  • 主要自動車メーカー・サプライヤー・素材設備メーカーの中国R&D拠点一覧表を収録

1,000万台市場を目前に控えた中国自動車産業において、外資系・中国系ともに自動車メーカーの淘汰が進み、勝ち組と負け組の差が一層拡大することが予測されます。自動車メーカーにとって、日米欧韓など自動車先進国とタイムラグのない先進技術が求められる一方で低コストの維持も求められるなど、先進技術と低コストを両立した部品調達が、生き残りをかけた明暗を分ける重要要素となっています。

一方、品質と低コストを兼ね備えた中国製自動車部品の需要が高まる中、実力をつけ始めた現地系部品サプライヤーが現出し始めています。世界部品サプライヤーに比べ規模は小さく、特定分野に限定されるものの、自動車メーカーの現地拠点への部品納入のみに留まらず、外資系自動車メーカーの世界拠点にも部品輸出を拡大させています。中には、これまではもっぱら外資系企業からの技術供与に依存していたサプライヤーが新興国企業向けに技術供与を開始したりするといったケースも見られます。これに対し、技術力・資本力が豊富な外資系大手サプライヤーも中国でのプレゼンス拡大と共に開発の現地化を進め、技術優位を更に伸ばす戦略を加速させています。

本書「中国自動車部品メーカーの技術開発最新動向」は、2008年9月に刊行された「中国自動車メーカーの技術開発最新動向」の姉妹編として、中国自動車産業における研究開発動向を一体的に捉える調査資料集です。中国自動車ビジネスに携わる方々の経営戦略策定などの参考資料としてお役立ていただけるものと確信しております。

当案内をご高覧の上、関係各部署とご相談頂き、採用を賜りますようお願い申し上げます。

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▼2章へ ▲PAGE TOP

第1章

中国自動車部品産業のR&D戦略
1
 
2
2.
新 「産業指導目録」、 戦略技術として省エネ・低公害自動車技術と
電子制御技術を重視
14
3.
分野別技術提携動向、 現行製品は海外技術導入、 次世代車は産・学・
研の共同開発が活発化
16
4. Tier2/3 サプライヤー、 自動車産業拡大で中国進出が拡大
22
◇現地系メーカーとの直接取引を目指す日系 Tier2/3 サプライヤー
23
◇「長三角経済圏」 に新規拠点集中が進む欧米系 Tier2/3 サプライヤー
23
◇競争力が問われる現地系 Tier2/3 サプライヤー
24
5. エンジニアリング会社の中国系メーカーからの受注争奪戦が激化
28
6. 自動車強国へのシフトに向けて先進国並みの技術規制整備を加速
34
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第2章

コア技術を持つ中国自動車部品サプライヤー76社の
部品別技術開発最新動向
 
45

商用車 DE (1)

46
2.

商用車 DE (2)

柴動力、 Euro3 対応製品の量産体制の確立と
Euro4/5 対応製品の開発を強化
48
3.

商用車 DE (3)

Deutz 大連、 Euro3 適合 DE の自主開発に取り組み、
競争力向上へ
49
4.

商用車 DE (4)

上海柴油機、 Euro4 天然ガスエンジンを含むエンジンの
開発を加速
50
5.

EMS

錦恒集団、安全システムで蓄積した技術をEMSなど
電装品事業育成に活かす
51
6.

GE 用 EFI (1)

泰華機械、 EFI 用燃料フィルターの国内初特許を取得、
産業化へ
52
7.

GE 用 EFI (2)

康佳汽車、 EFI の開発に成功したが、 赤字経営で事業撤退
53
8.

GE 用 EFI (3)

華尓達、 現地資源を活かし、 少量販売から ECU の量産準備
54
9.

DE 用 EFI

成都威特電噴、WP2000シリーズにより低コストで
Euro3へ対応可能
55
10.

環境保全型
フィルター

北京聯飛翔科技、 新開発の省エネ型 GE フィルターを拡販
56
11.

コモンレール
システム

一汽無錫油油嘴、 国 3 規制に対し電気制御燃料噴射
技術で対応
57
12.

商用車 MT (1)

江歯輪、 ZF 技術活用とともに路線バス向け AMT の開発を推進
58
13.

商用車 MT (2)

北京歯輪、 重型商用車変速機分野に参入、 AMT の実用化と
EVT 開発を推進
59
14.

商用車 MT (3)

大同歯輪、 事業拡大に向け、 多段化変速機の開発を推進
60
15.

商用車 AT

陜西法士特、 商用車 MT トップシェアを維持しつつ、
自動変速機を開発
61
16.

乗用車 CVT (1)

湖南江麓容大車輌伝動/洛陽聯合変速器、 実用化に向けた
CVT の量産整備
62
17.

乗用車 CVT (2)

北京維艾迪科技、新型CVTの開発に成功、量産用資金調達、
需要先の開拓が課題
63
18.

乗用車 AT、DCT

DCT先行開発に取り組む重慶青山変速器、8ATに専念する
山東動力伝動技術工程中心
64
19.

CVTハイブリッド
システム

北京創世奇科技、 3 割燃費改善した CVT ハイブリッド
システムを実用化へ
65
20.

ACS

哈爾濱宏泰偉業科技、 アフターマーケット向けで先行、
問われるACS 燃費性能の改善
66
21.

電磁式
ファンクラッチ

隆中控股集団、 商用車用スラックアジャスト、
電磁式ファンクラッチの開発重視
67
22.

補強型
Steyr アクスル

青特集団、 先進設備の導入と補強型 Steyr アクスルの開発で
差別化を図る
68
23.

エアショック
アブソーバー(1)

上海科曼車輌部件系統、 非独立式エアサスペンションから
独立へ進化
69
24.

エアショック
アブソーバー (2)

南陽淅川汽車減振器、 乗・商用車用新型
ショックアブソーバーを開発
70
25.

緩衝器

南方寧江減振器、 現地系メーカー向けショックアブソーバー
新製品の開発を活発化
71
26.

TPMS (1)

昌輝集団、 カーエレクトロニクスサプライシステムの
強化に向けてTPMS を開発
72
27.

TPMS (2)

凱源科技、 普及が進む米国市場向けを軸に
TPMS の実用化を推進
73
28.

TPMS (3)

航盛電子、 米 APP との技術提携で TPMS 分野に参入、
基幹技術の自主開発を推進
74
29.

軽金属ホイール (1)

万豊奥特、 アルミ・マグネシウム合金ホイール技術を軸に
競争力を増強
75
30.

軽金属ホイール(2)

戴輪轂、 アルミホイール鍛造技術導入により世界大手
サプライヤーの地位を強化
76
31.

低騒音
ラジアルタイヤ

山東玲瓏、 自主開発したハーフスチールラジアルタイヤで
ハイエンド市場にも参入
77
32.

ブレーキ
ライニング(1)

山東金麒麟、 ハイパーセラミック摩擦材の開発強化により
世界トップサプライヤーへ
78
33.

ブレーキ
ライニング (2)

信義集団、 セラミック系ブレーキパッド等ハイエンド
製品を開発強化
79
34.

ブレーキ
ライニング (3)

山東双連、 セラミックや低金属など技術導入で
グローバル摩擦材メーカーへ
80
35.

リターダー (1)

瑞立集団、 2010 年世界トップ 3 を目指し、 電子部品の
開発に取り組む
81
36.

リターダー (2)

広州科密緩速器、 事業拡大に向け、 渦電流式リターダーの
開発に取り組む
82
37.

リターダー (3)

深特爾佳科技、 渦電流式リターダーを主とする
R&D 事業を推進
83
38.

EPS (1)

恒隆集団、 2010 年までに奇瑞との合弁で EPS、
EHPS を導入予定
84
39.

EPS (2)

浙江世宝集団、 2010 年までに自動車用ステアリング
200 万セット整備へ
85
40.

EPS (3)

東普汽車工業、 システムサプライヤーを目指し、
操舵・伝動系部品を開発強化
86
41.

ショート
ステアリング

上汽依維柯紅岩商用車、 ショートステアリングを 「紅岩」
重型トラックシリーズに搭載
87
42.

エアディスク
ブレーキ (1)

万安集団、 バスメーカー向け拡販に注力
88
43.

エアディスク
ブレーキ (2)

瑞立集団、 生産体制の強化とともに商用車向け
納入を開拓
89
44.

ブレーキ・
バイ・ワイヤー

亜太機電、 産・学連携の下で電磁ブレーキなどの技術を
開発
90
45.

ABS (1)

亜太機電、 2010 年までに 50 万台体制整備を目指す
91
46.

ABS (2)

瑞立集団、 ABS 技術成果を活かして EBS
開発プロジェクトを開始
92
47.

ABS (3)

東風電子科技、 商用車 ABS の産業化を推進、 ASR、 EBS へ
開発分野を拡充
93
48.

ABS (4)

重慶聚能、 ABS の多様化推進と共に ASR、 ESP の
開発を視野に
94
49.

ABS (5)

広州科技、 エア式 ABS で 12 万セット体制を整備、
乗用車向けに油圧式の開発を推進
95
50.

ABS (6)

重慶福、商用車 ABS の量産体制整備に着手、
安全制御システムの開発を推進
96
51.

ESB (1)

昌輝集団、 駐車補助システムの量産化と共に
走行補助技術開発に着手
97
52.

ESB (2)

航盛電子、 Valeo とパッキングシステムで提携、
2010 年代にシャシ電子を導入
98
53.

AFS

北方大灯、 AFS 開発に成功、 納入先の拡大が課題
99
54.

スターター、
オルタネーター

万得汽車、 低公害車向け事業を推進
100
55.

バッテリー (1)

風帆、Chrysler、Rolls-Royce向けに乗用車用鉛蓄
バッテリーを開発
101
56.

バッテリー (2)

揚州華富、 自転車用供給をベースに自動車用
バッテリー開発へ
102
57.

バッテリー (3)

万向集団、 2010 年までに世界 1,000 社入りを目指し、
電動車の開発を推進
103
58.

AQS

海晨集団、 性能測定設備の開発に取り組み、
AQS の受注が課題
104
59.

スクロール
コンプレッサー

南京奥特佳冷機、 低価格で販路獲得、 環境保全型の
開発を重視
105
60.

空気清浄装置

重慶建設車用空調、 軽量化、 省エネ型を開発、 問われる
車内空気浄化の小型化
106
61.

インストルメント
パネル

江蘇新泉、 海外設備・技術の導入で事業増強
107
62.

エアバッグ (1)

東方久楽、 年産能力 100 万セットの生産ラインを建設中
108
63.

エアバッグ (2)

錦州錦恒、 先端技術新製品の開発に注力
109
64.

衝突防止装置 (1)

麦特集団奔騰遠程汽車信息服務、 交通事故 10%低減を
見込む AWS を投入
110
65.

衝突防止装置 (2)

北京泰遠汽車自動防撞器、第4代目衝突防止装置製品の
産業化を目指す
111
66.

ASR/EBD

万安集団、問われる乗用車ABS の OEMメーカーとの
共同開発能力
112
67.

シートベルト

益中汽車安全帯/錦恒汽車安全/重慶光大産業、
プリクラッシュシートベルトの開発が進展
113
68.

自動車ガラス (1)

福耀集団、 ガラス素材の基礎技術研究を重視
114
69.

自動車ガラス (2)

信義玻璃、 フロートガラス生産体制整備に注力
115
70.

樹脂タンク

亜普汽車部件、 世界的な乗用車樹脂製燃料
タンクメーカーへの成長を目指す
116
71.

シートリクライナー

中航精機、 高収益のシートリクライナー製品の開発に注力
117
72.

シートフレーム

長春旭陽集団、 シートモジュールサプライヤーへの
成長を目指す
118
73.

防音防振部品

重慶長鵬、完成車メーカーと連動で事業拡大、
中長期的に IPO計画
119
74.

シール材

陜西奉航、オイルシールで事業拡大、日韓メーカー向け
納入目指す
120
75.

GPS/PND (1)

新科電子、カーナビを主力事業に育成、
製品ラインアップを強化
121
76.

GPS/PND (2)

航盛電子、 カーナビ事業の多元化を推進、
GPS サービスにも参入
122
77.

GPS/PND (3)

宇達電通、PND事業で中国トップシェアを獲得、
新製品導入を加速
123
78.

GPS/PND (4)

天派電子、 中国初の車載マルチメディア情報
プラットフォームを開発
124
79.

IF 鋼

攀枝花鋼鉄、 自動車用 IF 鋼の量産体制を構築したものの、
品質改善が課題
125
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第3章

世界自動車部品サプライヤーの中国技術開発動向
127
 
1. Bosch、 2010 年までに 8.5 億元を追加投入、 現地開発及び生産体制を充実
128
130

 

131
4. Behr、 中国を HVAC の研究開発拠点に位置づける
132
5. BorgWarner、 上海・寧波 R&D 拠点で世界市場向けエンジン系部品開発目指す
133
6. Delphi、 セーフティーシステムとハイブリッド車向け部品を強化
134
7. Continental、 エレクトロニクスシステムを中国の中核事業に位置づける
135
8. Cummins、 東亜研発センターを中核にエンジン R&D 力の向上を目指す
136
9. Federal Mogul、上海技術センターを軸に、2010年摩擦材中国販売 3 億元を目指す
137
10. JCI、 2012 年中国売上高 30 億米ドルに向け、 シート・内装品の R&D を推進
138
11. Lear、 中国で R&D 拠点の設立を通じて、 人材活用を推進
139
12. Mahle、 中国市場の拡大に向け、 現地開発体制を強化
140
13. Magna、 現地系メーカー向け開発支援体制を強化
141
14.
Magneti Marelli、 2011 年中国事業売上高 5 億ユーロに向け、
中国向け開発費用投入を増大
142
15. Schaeffler、 アジア最大級 R&D 拠点進出でベアリング基礎研究体制を確立
143
16. TRW、 テスト体制を含めた開発力を強化し、 現地系メーカーへ納入拡大
144
17. Valeo、 武漢と上海に R&D 拠点を設立、 照明と HVAC の開発を強化
145
18. Visteon、 現地 OEM 受注拡大向けに R&D の現地化を推進
146
19. ZF、 エンジニアリング拠点進出で現地素材調達ルートを拡大
147
20. アルパイン、 現地研究開発機能を強化、 カーナビ事業にも参入
148
21. デンソー、 トヨタ・四維図新と提携して、 中国カーナビ市場での先行を目指す
149
22.
日立製作所グループ、 日立金属は熱延鋼板、 ルネサステクノロジは
車載電子開発を強化
150
23. 小糸製作所、 上海拠点が中国全土 OEM 納入へ対応し開発体制を確立
151
24. 日本精工、 昆山開発拠点に 44 億円を投資、 自動車用軸受研究を強化
152
25. ブリヂストン、 テストコース設置で中国向けタイヤ開発に注力
153
26. 現代 Mobis、 現地テスト機能を強化、 100 万台分のモジュール納入体制を整備
154
27. 全興工業、 内装品を中心に多拠点展開、 現地研究開発体制を整備
155
  
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第4章

中国自動車産業研究開発拠点ダイレクトリー総覧
157
 
1.
研究開発拠点、中国メーカーは戦略技術の獲得、海外メーカーは現地対応と
人材活用で進む拠点整備
158
◇2008 年、 361 ヵ所に拡大した自動車関連開発拠点
158
159
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付録

巻末付録
189
 
1.
車種別自動車生産販売統計年次推移
(1998〜2007 年、 2007/2008 年 1〜9 月)
190
2.
車種別自動車生産販売統計月次推移
(1998 年 1 月〜2008 年 9 月)
190
3.
メーカー別モデル別乗用車生産年次推移
(1998〜2007 年、 2007/2008 年 1〜9 月)
192
4.
グループ別メーカー別自動車生産年次推移
(1998〜2007 年、 2007/2008 年 1〜9 月)
199
  
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第1章 中国自動車部品産業の R&D 戦略  
第2章 コア技術を持つ中国自動車部品サプライヤー 76 社の
部品別技術開発最新動向
 
第3章 世界自動車部品サプライヤーの中国技術開発動向    
第4章 中国自動車産業研究開発拠点ダイレクトリー総覧    
付録 中国自動車産業生産販売統計    
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