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世界部品企業の生き残り・発展計画
世界部品企業の生き残り・発展計画
発 行

■ 2009年12月22日

体 裁

■ A4判、238頁

価 格

■ 90,000円+消費税
※国内送料込

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約1.0MB

電動化と新興国への対応を中心に
再構築進む成長戦略

  • 世界不況と販売不振で戦後最大の危機に直面する世界自動車
    部品産業の現状と生き残り努力を詳細報告!!
  • グローバルプラットフォーム対応、モジュール化対応等、
    過去の成功ビジネスモデルが持つリスク対応能力を検証!!
  • 再成長めざして戦略の再構築進める先進国・新興国事業
    バランス戦略、コスト戦略、新製品・技術戦略を分析!!
  • 部品分野別の製品・技術動向と日米欧主要部品26社の事業動向から
    各社の生き残り・発展計画の方向を分析!!

2008年後半に始まった「百年に一度」の世界不況の直撃を受けた世界の自動車産業は、6年連続過去最高という絶頂期から、生産稼働率半減という最悪期に突入しました。その影響で、自動車メーカーでは赤字企業が続出して、GM、Chrysler、Saab等が経営破綻。自動車部品メーカーでも、Bosch、デンソー、Magna等の優良企業を含む殆どの世界部品メーカーが赤字転落。このため、各社は2010年を前に中期計を見直し、製品戦略、地域事業戦略の再構築を進めています。

当調査報告は、今回の危機がもたらした問題を、これまで世界部品産業の成長戦略の根幹となってきた、自動車メーカーのグローバルプラットフォーム戦略やモジュール戦略への対応に遡って分析しました。

また、日欧米主要部品メーカー26社の事業再構築動向、販路拡大・製品開発動向を収録し、世界的なCO2削減・エコカー奨励策への対応や、中国・インド・ブラジルをはじめとした新興国事業動向を整理。今後の成長戦略に不可欠な販売戦略、コスト戦略、技術戦略の構成要素を整理し、世界自動車部品産業が生き残り・再び成長を目指す成長戦略再構築上の課題抽出を試みました。

当調査報告が業界関係者の業務発展上の重要参考資料になることを確信いたします。

当案内をご高覧の上、関係部署ともご相談頂き、採用をご検討賜 りますようお願い申し上げます。

変容する先進国自動車市場で期待される製品分野と成長部品分野

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総論

世界自動車部品産業の生き残り戦略
1
 
総論:世界自動車部品産業の生き残り戦略
2
◇世界自動車メーカーの生残り・発展計画
4
◇世界自動車部品メーカーの生残り・発展計画
8
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第1章

生き残るための事業展開
21
 
1.先進国市場の成熟・安定とその回復に向けた魅力の提案
22
◇新規需要の拡大、電気自動車・ハイブリッド車
26
◇多目的車需要の増大と環境部品の採用拡大
28
◇燃費規制に対応した小型化、軽量化
30
◇電動化がもたらす自動車産業の変化と対応
32
34
◇A/Bセグメント・小型乗用車市場の拡大への対応
38
◇B/Cセグメント・小型乗用車市場の拡大への対応
40
◇Aセグメント・軽/ミニ乗用車市場の拡大への対応
42
◇二輪車代替需要への対応
44
◇輸入中古車と国産中古車の増大への対応
46
◇新興国をめぐる部品メーカーの取引獲得競争
48
3.世界自動車産業のプラットフォーム戦略と部品産業への影響
50
◇グローバルプラットフォーム戦略の功罪
52
◇収斂しないパワートレイン技術と自動車メーカーとの開発分業
54
◇部品メーカーの集約と自動車メーカーとの協力関係
56
◇見直される自動車メーカーとの協力関係
58
4.世界自動車部品産業の再編動向
60
◇世界部品メーカー間の再編を促す要因変化
62
◇自動車メーカーの内製部門の外部移管・合弁化
65
◇自動車部品メーカーの再編を促す新たな要因
68
◇世界自動車メーカー・部品メーカー間提携動向
72
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第2章

生き残るためのコスト戦略
77
 
1.生き残るための生産コストの削減戦略
78
◇生産コストの削減戦略
80
◇設計見直し・機能統合によるコスト削減
82
◇二次、三次部品メーカーの育成と協力強化
84
◇材料転換・工法転換によるコスト削減動向
86
◇グループ内世界生産分業によるコスト削減
88
◇系列外取り引き拡大を通じた生き残り戦略
90
92
◇グループ内開発分担による開発コストの削減動向
94
◇自動車メーカーとの共同開発によるコスト削減向
96
◇部品メーカー間提携による開発コストの削減動向
98
3.生き残るための販路拡大戦略
100
◇世界的販路の維持・拡大
102
◇新興国の生産・販売拠点を通じた販路拡大
104
◇系列外・新規販路拡大と先進国への開発拠点展開
106
◇非自動車部品、補修部品市場向け販路拡大
108
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第3章

生き残るための製品・技術戦略
111
 
1.コア技術・部品の強化と先進技術部品の獲得
112
116
◇エンジン部品の新製品・技術開発動向
118
◇駆伝動部品の新製品・技術開発動向
122
◇シャシ系部品の新製品・技術開発動向
128
3.車体内外装部品・電装・装備品分野の新製品・技術動向
132
◇内外装・車体機構部品の新製品・技術開発動向
134
◇電装品・電子部品の新製品・技術開発動向
136
◇空調・安全・快適装備の新製品・技術開発動向
139
◇材料・素材の新製品・技術開発動向
143
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第4章

世界主要部品メーカーの生き残り・発展計画
145
 

1. デンソー

146

2. アイシン精機

中期計画を見直し、総合的に環境関連技術の開発を強化
154

3. 矢崎総業

世界生産体制を再編し、高電圧化対応と
情報蓄積製品を強化
160

4. トヨタ紡織

系列外取引拡大、軽量・低コストシートで
収益改善見込む
162

5. 住友電工/住友電装

事業集約後に不況に直面、一層のスリム化で体質強化
166

6. ジェイテクト

環境・省エネ分野に焦点、非自動車事業の拡大も目指す
168

7. 日立グループ

収益改善へ組織再編、リチウムイオン電池開発を推進
170

8. カルソニックカンセイ

世界生産拠点を再編し、中印等成長地域に集中投資
174

9. Bosch

2008年売上高は2.6%減だが、環境・安全等の
主要投資は継続
176

10. Schaeffler/Continental

企業規模は拡大したが、赤字圧縮が急務
184

11. ZF

2009年は売上減少予測だが、8速AT等で
環境分野の提案強化
190

12. Faurecia

欧米先進国事業を縮小し、アジア・中欧等
新興国事業を強化
196

13. Valeo

2010年中期目標達成を先送り、合理化徹底で競争力再生
200

14. ThyssenKrupp

シャシ系部品に特化し、回復期へ向けコスト削減を強化
204

15. Magneti Marelli

2008年は売上8.9%増、中国などの新興国へ投資継続
206

16. Mahle

M&Aにより2008年売上は前年水準を維持、
2009年は減少予測
208

17. GKN

ドライブラインでアジアへ注力、コスト削減は
リストラを推進
210

18. Getrag

新興国でのDCT増産で2010年の増収増益を目指す
212

19. Magna

北米事業再編を強化、新興国事業と電動化対応で
成長を持続
214

20. Delphi

事業売却推進し経営再建を完了、新体制で
再生を目指す
218

21. Johnson Controls

内製部門中心に縮小均衡を強化、電動関連は事業拡大
224

22. Lear

人員削減とアジア事業拡大でChapter 11脱却を目指す
226

23. TRW

総合安全システムの提案を強化し、市場の回復を待つ
228

24. Visteon

黒字化へリストラを加速したがChapter 11適用申請
230

25. Dana

Chapter 11脱却直後に世界不況に直面、
リストラを再加速
234

26. BorgWarner

ターボチャージャーとDCTの製販強化で業績回復
236
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総論 世界自動車部品産業の生き残り戦略 ……… 1
第1章 生き残るための事業展開 ……… 21
第2章 生き残るためのコスト戦略 ……… 77
第3章 生き残るための製品・技術戦略 ……… 111
第4章 世界主要部品メーカーの生き残り・発展計画 ……… 145
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