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調査報告書:年刊

世界商用車メーカー年鑑 2023 <隔年刊>
発 行

■ 2022年12月26日

体 裁

■ A4判、224頁

価格

■ 176,000円(税込) ※国内送料込

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世界商用車メーカー年鑑 2023 <隔年刊>

カーボンニュートラル輸送に向けた取り組みが本格化

  • 特集で小型商用車のMaaS、中・大型商用車の電動化、各社のCN戦略を分析!!
  • 商用車各社30社超の業績、生産計画、事業拠点、最新動向など分野ごとに報告!!
  • Tesla、Rivianなど新興BEVメーカーの商用車事業動向を掲載!!

世界の商用車市場は2022年に落ち込むものの、中長期的には拡大が続く見通しですが、商用車各社の経営環境やメーカー間の競争関係は、2010年代半ばまでと大きく変わりました。新興国メーカーが巨大な母国市場を背景に成長し、BEV製品で先行する中国メーカーなどは先進国市場にも入り込んでいます。商用車各社、特に先進国メーカーは、世界市場でのプレゼンスを維持するためにも、収益確保や企業価値向上といった目的と合致する適正規模を維持しながら、電動化やデジタル化によってビジネスモデルが大きく変化する中で、確実に顧客のニーズを捉えて成果に繋げていくことが求められます。また、世界的な社会課題となりつつある脱炭素社会の実現に向け、カーボンニュートラルにも計画的に取り組まねばなりません。

当調査報告書「世界商用車メーカー年鑑2023」では、小型商用車のMaaS、中・大型商用車の電動化、カボンニュートラル戦略など最新の業界トレンドに注目し、中・大型商用車の市場見通しと電動化の現状および課題、世界のプラグイン商用車市場の推移、各社のカーボンニュートラル戦略、電動化や自動運転の取り組み、提携戦略比較を特集しました。本編では電動車ベンチャーを含めた世界主要商用車メーカーのグローバルな製品・生産・販売・アフターサービス戦略など、テーマごとに報告しております。本案内書をご高覧頂き、関係部署とも相談の上、ご採用賜りますようお願い申し上げます。

世界商用車メーカー、売上高上位10社比較(2012/2021年)


特集
世界の商用車業界の展望と各社の脱炭素戦略比較
特集
世界市場は2025年まで停滞見通し電動化・デジタル化対応で回復期での成長窺う
  
◇商用車各社とも事業、製品におけるカーボンニュートラル目標を設定
  
◇商用車各社のCASE戦略、電動化を重視しつつ、自動運転、コネクテッドにも取り組む
  
◇商用車各社の電動化戦略、ニーズに合った製品投入を急ぐ
  
◇商用車各社の自動運転戦略、米中での動きが活発、各社とも提携を活用
  
◇商用車各社のコネクテッド・サービス戦略、電動化、デジタル化による変化への対応求められる
  
◇商用車各社の提携戦略、本格的な業務提携、電動化などの分野別提携が多い
  
◇商用車の電動車市場は2021年に28万台まで拡大、過半を中国が占める
  
◇BEV商用車の普及に向けた公的支援はまだ少なく、インフラ含め普及本格化には至っていない
  
◇2022年以降も中国を中心に電動商用車市場が拡大する見通し
  
◇欧米市場狙う新興BEVメーカー、量産開始に漕ぎ着けたメーカー出現の一方で、経営難も続出
第1章
商用車メーカーの世界生産・販売、経営状況比較
 
 
1.世界商用車メーカーの生産・販売実績
◇欧州
2021年は236万台まで回復も2022年は減少
◇中国
2020年は500万台超も、2021、2022年は減少続く
◇アジア
2021年はまだら模様、2022年は韓国以外で好調維持
 
 
2.世界商用車メーカーの業績・経営戦略比較
◇経営戦略
電動化・デジタル化を加速しつつ収益の維持目指す
◇製品戦略
全セグメントで電動化進む
◇生産・調達戦略
電動化シフトに向け生産再編
◇研究・開発戦略
FCEVは共同開発
◇販売・サービス戦略
デジタルサービスは次の収益源候補
◇提携戦略
各社とも戦略的提携や事業別提携を活用
第2章
米国商用車メーカー
PACCAR
米国トラックメーカー、3ブランドの特色を生かし利益を伴う成長を目指す
米国メーカーの小型商用車事業
製品のBEVシフト進む、BEV商用車事業で新たな収益源確保狙う
第3章
欧州商用車メーカー
Daimler Truck
世界最大の商用車メーカー、ZEV化はFCEVとBEVの両にらみで取り組む
TRATON
VWグループの商用車メーカー、営業利益率9%が目標
Iveco
伊商用車メーカー、CNH Industrialから商用車・同PTメーカーとして独立
AB Volvo
スウェーデン商用車メーカー、2030年ZEV比率35%目指す
欧州メーカーの小型商用車事業
Stellantis発足で100万台規模メーカー誕生、提携は電動化関連で活発
第4章
日本商用車メーカー
いすゞ
国内中・大型商用車大手、UDトラックス子会社化のシナジー効果を追求
三菱ふそう
Daimlerグループの新興国戦略とBEV開発担う商用車メーカー
日野
エンジン認証での不正行為発覚、主要モデルの生産・販売停止相次ぐ
日本メーカーの小型商用車事業
小型商用車のBEV化が進展する一方で、ICE事業は縮小方向
第5章
アジア商用車メーカー
現代自グループ
韓国最大手、FCEVと特定目的向け車両PBVに注力
Tata Motors
インド最大手、公共交通やラストマイル配送向けにBEVで攻勢
Mahindra & Mahindra
インド商用車2位、小型商用車で製品攻勢
Ashok Layland
インド2位の中・大型商用車メーカー、排ガス規制対応で新プラットフォーム投入
東風汽車
中国最大手中・大型商用車メーカー、2025年の商用車販売目標は100万台
北汽集団
中国の商用車大手、NEV事業と海外事業に重点
中国長安
中国国有大手自動車メーカー、商用車と乗用車の両輪で事業を発展
中国一汽
中国大手中・大型商用車メーカー、2025年のNEV販売目標12万台
上汽集団
2021年は中国シェア2位に浮上、FCEVと自動運転に注力
中国重汽
中国重型トラックメーカー、中国内で製販減、海外輸出が好調
宇通客車
中国専業バスメーカー、大型・中型バスのシェア1位
BYD
中国新エネルギー車メーカー、BEVバスを世界市場で展開