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調査報告書:年刊

好評受付中 世界商用車メーカー年鑑 2025
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■ 2025年06月予定

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■ A4判、約250頁

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世界商用車メーカー年鑑 2025

カーボンニュートラル実現に向けたマルチパスとeCommerce物流増への対応

  • カーボンニュートラルへ多様な用途に合わせマルチパスで進む商用車の低炭素化を報告!!
  • IAA2024取材、中大型商用車電動化の可能性、小型商用車の電動化動向を報告!!
  • 世界商用車メーカー28社の経営を中期計画、財務、生産、販売、提携等から分析!!
  • eCommerce普及で世界的に拡大する物流量と商用車需要の現状分析と将来展望!!

世界の商用車市場は、2024年に中大型車が約350万台、小型車が1300万台の合計1,650万台規模に回復したものと推定されます。商用車はいずれも、物流、旅客、陸上運輸の担い手であることから、経済動向に左右されて稼働率、運搬量が増減しますが、コロナ禍を機に世界で加速拡大したeCommerce需要で急増した物流量の増大に対応して、安定回復・拡大傾向にあります。

新興国では、経済発展に伴うインフラ整備需要で商用車需要は急拡大しますが、後の経済成熟化とともにインフラ整備需要が一巡すると、物流量は安定化します。デジタル技術の活用が積載率向上、輸送効率の向上をもたらすことから、商用車需要は安定化します。先進国、成熟国では商用車需要それ自体、大幅な伸びは期待できませんが、経済活動を支える商用車の運行距離数、運行総重量は着実に拡大します。安定した運輸総延長・運輸総重量・運輸人数の伸びに支えられて、確実に代替需要が発生することから、代替需要、メンテナンス需要を中心に安定したビジネスモデルが形成されます。

『世界商用車メーカー年鑑』は2014年の創刊以来、一貫して世界の商用車市場、産業にフォーカスをあてた産業調査資料として隔年発刊してきました。前回発刊の2023年版はパンデミック・半導体不足の影響を受け落ち込んだ世界商用車産業が、厳しい環境の中で、新しい発展方向として、電動化や物流サービス効率向上に向けた動きを特集として掲載しました。

今回発刊する『世界商用車メーカー年鑑2025』は、完全回復とまで言えないものの、回復過程にある世界商用車市場の動向とともに、低炭素燃料を含むマルチパスでのカーボンニュートラル対応や、SDGsを重視する運輸会社の要望に答えて増大するLCVの電動化にフォーカスした特集の掲載を準備しています。

本報告書を産業基礎データの収集・整理に、世界商用車メーカーの定点観測に、商用車関連部品・材料・関連事業計画の策定にも活用ください。


掲載予定目次
特集
世界 
  
物流MaaS含む商用車のカーボンニュートラル対応
  
排ガス規制と内燃機関の存続とLCVの電動化
  
IAA2024報告(欧州の電動化と中国ブランドの脅威)
  
燃料電池 バイオ燃料
  
MaaSの動向、世界総市場と地域構成
  
商用車OEMの特徴と競争焦点
第1章
日本 市場構造と競争関係
  
日野自動車
  
いすゞ自動車/UDトラックス
  
三菱ふそうトラック・バス
  
日本LCV(トヨタ、日産、軽)
第2章
欧州 市場構造と競争関係
  
Daimler Trucks(Mercedes Benz VAN)
  
Traton/Scania/MAN/Navistar
  
Volvo/RVI
  
Iveco
  
欧州LCV(Renault, Stellantis)
第3章
米州 市場構造と競争関係
  
Paccar/DAF
  
Tesla
  
米州小型LCV(GM, Ford)
第4章
アジア 市場構造と競争関係
  
Hyundai/Kia
  
Tata Motors
  
Ashok Leyland
  
Mahindra & Mahindra
第5章
中国 市場構造と競争関係
  
中国一汽(FAW)
  
東風汽車(DFMC)
  
福田汽車(Foton)
  
中国重汽(CNHTC)
  
上汽集団(SAIC)
  
宇通客車(Yutong)
  
BYD
  
吉利汽車(Geely)


※編集上の都合により掲載内容を変更する場合がございますので予めご了承ください。