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調査報告書:年刊

FOURIN世界電気自動車年鑑 2023
発 行

■ 2023年03月30日

体 裁

■ A4判、164頁

価格

■ 176,000円(税込) ※国内送料込

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FOURIN世界電気自動車年鑑 2023

地域毎に多様化と最適化が進む世界の電気自動車市場と各社の対応

  • 世界の電気自動車産業動向を北米、欧州、中国、アジア主要国の地域・国別に詳報!!
  • 特集で電気自動車競争に不可欠なSoft Defined Vehicles戦略を解説!!
  • 主要自動車各社の電気自動車の製品計画、関連投資計画を地域別に掲載!!

世界では、先進国・新興国問わず、脱炭素化・カーボンニュートラル化を推進する潮流にあります。そうした背景から自動車に関する規制も厳格化し、2035年をめどにBEV販売が義務化する方向で進められています。各種規制に沿った予測をすれば、プラグイン乗用車(BEV、PHEV、FCEV)の世界市場は、2030年には4,500万台を超える想定となります。既存の自動車メーカーの立場から見ると、一部のメーカーはプラグイン車の供給能力がようやくTeslaに並びつつあるが、国外進出を狙う中国メーカーが新たな競争相手として加わり、市場シェアの確保あるいは拡大は容易とは言えない状況です。さらに、車両価格が下がる要素がないことから、電動自動車を購入できる層は依然限定的であり、市場規模は急拡大してきたものの、今後はシェア獲得競争が激化することは必定です。また、バッテリーなどの主要部品が計画通りに生産、調達できるのかも不透明な要素となっています。

世界電気自動車年鑑 2023は、北米、欧州、中国、インドなどのアジア主要国、日本の電動自動車産業についてまとめます。主要地域・国の電動車販売台数、市場別製品計画、自動車各社の投資計画、電動自動車関連の能力計画について掲載します。また、特集では、今後の電気自動車競争に不可欠なSoft Defined Vehicles戦略を解説いたします。

本案内書をご高覧頂き、関係部署ともご相談の上、ご採用賜りますようお願い申し上げます。


特集
電気自動車競争に不可欠なSoftware Defined Vehicle戦略
  
特集:電気自動車競争に不可欠なSoftware Defined Vehicle戦略
  
◇2022年1,000万台市場に拡大した電動車市場
  
◇政府規制を3年前倒しで達成した2022年
  
◇電動車市場と中古車市場との新たな関係
総論
世界電気自動車市場と各社戦略
  
世界プラグイン車市場、2022年に1,000万台を突破、2030年は4,600万台程度まで拡大か
  
プラグイン車製品計画比較、米欧中の三極でBEVを中心に2030年に向けて製品拡充が続く
  
規制から見る電動車市場予測、世界のBEV/PHEV比率は2035年に50%超
  
◇2022年の急激なEVシフト
  
◇2035年のEV比率50%超達成には課題
  
米国インフレ抑制法(IRA)、電動車税額控除は北米最終組立や部材の原産地比率が要件に
  
米国カリフォルニア州(CARB)ACC II、2035年に新車販売を100%ZEV化(PHEV含む)
  
EU、2035年に事実上の全量ZEV化方針、合成燃料(eFuel)の例外規定を継続審議
  
電動車用充電インフラ、世界各国で整備進むも電動車普及スピードに追い付かず
第1章
米国電気自動車市場と各社戦略
  
米国電気自動車産業、旺盛な投資が続くが2030年プラグイン車市場は500万台程度に留まるか
  
◇米国市場向け製品、ミドルCUVなどを中心に各社のBEV製品投入が進む見通し
  
◇米国における電動車関連投資、米系は合弁でセル生産に着手、米国外各社はBEVの現地生産開始
第2章
欧州電気自動車市場と各社戦略
  
欧州電気自動車産業、市場は2030年900万台超想定も域内製品供給体制構築が急務
  
◇欧州市場向け電動車製品、量産BEVが次々投入、2020年代半ば以降は第2 世代も登場
  
◇欧州電池セル生産、2030年までに1.3TWh/年に拡大する見通し
  
◇欧州でのBEV生産向け投資、本拠国を中心に電動化シフト進む
第3章
中国電気自動車市場と各社戦略
  
中国電気自動車市場、NEV補助金政策が終了するも拡大を予測、中国系OEM が優勢に
  
◇中国市場向け電動車製品、BEVが主流の中PHEVとHEVも増加、BEV専用ブランドも登場
  
◇中国電動車生産能力、政府とメーカーの期待が大きく生産過剰、閉鎖工場の再活用も増加
第4章
アジア電気自動車市場と各社戦略
  
アジア、現地生産モデルの増加で拡販も黎明期、HEVは日系、BEVは中韓勢がメイン
第5章
日本電気自動車市場と各社戦略
  
日本、BEVの世界的拡大受け製品投入が活発化、日本独自の軽乗用/物流BEVの販売に期待
  
◇日本自動車メーカーのBEV製品投入は中国、米国での販売を前提にSUVが中心
  
◇日本の電動車関連投資、バッテリーセル/パック、eAxle、専用プラットフォーム獲得目指して始動