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調査報告書:年刊

世界乗用車メーカー年鑑 2026
発 行

■ 2026年02月20日

体 裁

■ A4判、439頁

価格

■ 220,000円(税込) ※国内送料込

特別価格

冊子版+Web印刷タイプ:

■ 264,000円(税込)

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世界乗用車メーカー年鑑 2026

マルチパスウェイ、AI活用とSDV開発、地政学対応による戦略再構築

  • 欧⽶、アジアの主要乗⽤⾞メーカー22社の企業情報、経営動向をわかりやすく説明
  • 電動化の先⾏き不透明感に伴う各社の製品計画、開発や⽬標の⾒直しを解説
  • 乗⽤⾞メーカー各社が厳しい事業環境や競争をどう乗り越え、⽣き残るかを考察
  • 各社のグローバルなプレゼンス、競争⼒、変⾰の⽅向性などを詳しく⽐較分析
  • 主要各社のマルチパスウェイ製品展開、AI活⽤やSDV技術の進捗を説明

世界の⾃動⾞産業は現在、歴史的な構造転換期に直⾯すると同時に、過去に例のない強い逆⾵にさらされています。電動化やデジタル化といった「100年に⼀度」とも⾔われる⼤変⾰に対応するため、各社は⼈的・財務的リソースに多額を投じてきました。しかしその過程でパンデミックが発⽣し、供給制約やサプライチェーン混乱といった想定外の事態が相次ぎました。結果として⽣産は⼤きく制約されましたが、⽣産量を⾼付加価値モデルに集中させることで台当たり収益を改善し、メーカー各社は⼀定程度この局⾯を乗り越えることができました。

その後、ウクライナ戦争の勃発が世界的なインフレを引き起こし、とりわけコスト構造に課題を抱えるメーカーに深刻な影響を及ぼしました。また、サプライチェーンの中国依存が改めて顕在化し、地政学リスクの⾼まりとともに産業構造の脆弱性が露わになりました。加えて、中国におけるSDV(Software Defined Vehicle)やNEV(New Energy Vehicle)分野の新興勢⼒が急速に台頭しているほか、⽶国による関税引き上げなど、従来型OEMに対する外部環境は⼀段と厳しさを増しています。

特に、中国市場への依存度が⾼いドイツ勢、とりわけ⾼級ブランドの販売不振は深刻です。また、⽶国市場のウェイトが⼤きい⽇本メーカーも、2025年度に⼊り減速が⽬⽴ち始めており、市場ごとのリスクが企業業績に直接影響する構造が⼀段と明確になっています。こうした状況は、従来の市場依存モデルに依拠した経営が限界に近づいていることを⺬し、各社が地理的ポートフォリオや事業基盤を再構築する必要性を強めています。

世界乗用車メーカー年鑑 2026』では、欧州、北⽶、アジア(⽇本、韓国、中国、インド)の主要なメーカー・グループ22社を取り上げ、各社の経営⽅針、業績、事業体制、製品計画、⽣産/調達、R&D、販売、地域戦略、提携などの項⽬ごとに注⽬すべき情報、動向をまとめています。乗⽤⾞メーカー各社が厳しい事業環境や競争をどう乗り越え、⽣き残るかを分析し、中国の新興勢の競争⼒も含め、考察を加えています。

取引先の経営動向把握、⽣産計画策定、新規部品受注に向けた営業⽴案、ベンチマーク的な分析にご活⽤くださいますようお願い申し上げます。


 
総論・特集
  
総論   競争軸はICE+E ドライブとSDV+AI、米国の関税引き上げへの対応と中国での技術現地化が課題
  
・自動車メーカー各社が直面する事業環境、トレンドと各社対応
  
特集1 乗用車主要各社はマルチパスウェイとSDVキャッチアップ、新興勢はグローバルでのプレゼンス強化
  
・主要各社のマルチパスウェイ製品展開動向
  
・主要各社のSDV技術基盤や製品デジタル技術動向
  
・中国系(新興勢)のNEV・SDV事業動向や技術概要
  
・米国系BEV・SDV新興勢の動向、など
  
特集2 米国関税引き上げで自動車各社の収益悪化、世界販売で中国勢の存在感増す
  
・主要各社の世界販売台数比較
  
・主要各社の地域別業績比較
  
・主要各社の米国販売現地製比率、現地化強化動向、など
 
世界自動車グループ・メーカーの経営概況(各自動車メーカーの総合経営戦略分析レポート)
◆ 
欧米系自動車メーカー/グループ
Volkswagen グループ
復活に向け、製品技術展開見直し、リストラ遂行、In China for Chinaの取り組み推進
BMW
Neue Klasse BEVでは革新性訴求、フレキシブルな製品ドライブトレインラインナップで高級ブランド首位
Mercedes-Benz Cars
史上最大の製品投入攻勢、生産能力削減等コスト強化、AIによる製品力向上で2027年回復目指す
Stellantis
短期的には販売規模回復優先、中期目標は利益率6%程度
Renault グループ
電動化とソフトウェア技術で、収益性改善と競争力強化を推進
General Motors
BEV需要鈍化で再び内燃機関車への投資強化策に転換
Ford
BEVは低価格PFへ集中、ICE車やHEVラインアップ強化
Tesla
フィジカルAI軸のサービスプラットフォーマーとしての地位強化
◆ 
アジア系自動車メーカー/グループ
トヨタグループ
新たな5ブランド戦略で多様な顧客に対応、新型BEVとSDV投入本格化
ホンダ
電動化戦略を再構築、HEV強化とHonda 0でBEVに布石
日産
経営再建に向けRe:Nissanを推進、コスト削減と新車投入を加速
マツダ
市場環境変化に対応し、既存リソースを最大限に活用して投資抑制
スバル
米国関税で2,000億円規模の減益、生産・開発体制の見直しで挽回
三菱自動車
営業利益率などの中計目標達成は道半ばだが、競争力ある新製品の投入は計画通り進む
スズキ
2030年度世界販売420万台を目指し、インドで生産体制強化、電動化・SDVに投資
Hyundai Motor Group
2030年に974万台製販目標、中長期戦略としてAI分野に注力
吉利集団(Geely)/Volvo Car
再編とグループ内シナジーで競争力強化へ
Tata/JLR
グローバル競争力強化や収益性向上に向けた体制整備
上汽集団(SAIC)
自主ブランド事業を統括管理、協業拡大でエコシステムを構築へ
BYD
ユーザー生活に密着したスマートエコシステムの構築とグローバル成長を推進
長城汽車(GWM)
マルチパワートレインを本格化、販売成長の軸足を海外市場へ
奇瑞汽車(Chery)
ハイブリッド車の投入と運転支援システムの自主開発により電動化と知能化を加速、海外事業も強化