CO2規制改正を受けて2030年にEUで要求される各OEMの パワートレイン比率を試算!
欧州委員会は2025年12月、小型自動車CO2規制の改正案を発表しました。現行規制では2035年の新車フリート平均CO2排出量を2021年実績比100%減としていましたが、これを90%減に下方修正しました。世界を驚かせたICE販売禁止政策からの大転換になりますが、依然として高いZEV比率を求める内容となっています。特に乗用車の2030年目標は55%減で維持され、平均CO2排出量49.5g/kmが求められます。2030~2032年にバンキング・ボローイング(平均算出制度)が導入され、若干の猶予は認められたものの、2032年までに目標値を満たせないOEMには超過1g/kmあたり95ユーロ/台の罰金が科せられます。
フォーインは今回の改正案を原資料に基づいて正確に整理しました。新設された「M1Eスーパークレジット」「燃料クレジット」「低炭素排出鋼クレジット」を獲得するための具体的な要件(一部推定)と注意点などとともに、担当者が動画もしくは説明会にてわかりやすく解説します。また、欧州機関がEU全域から収集している主要OEMのパワートレイン別CO2排出量データを集計し、主要OEMが2030年代の規制達成に向けて採用すべきパワートレイン比率と技術戦略を展望します。