HOME > マルチ・クライアント:電動⾞部品サプライチェーンと競合状況 シリーズ第4弾 熱マネジメント

調査報告書:世界

マルチクライアント調査
電動⾞部品サプライチェーンと競合状況 シリーズ第4弾 熱マネジメント
発 行

■ 2026年07月31日

体 裁

■ A4判、207頁 簡易カラー

価格

■ 440,000円(税込) ※国内送料込

特別価格

PDF+報告会:

■ 770,000円(税込)

バインダー版 or Web印刷版:

■ 440,000円(税込)

バインダー版 + Web印刷版:

■ 528,000円(税込)

※特別価格でお申し込みの場合は
備考欄へ記載をお願い致します。
ご案内用チラシPDF
PDF

印刷できます

電動⾞部品サプライチェーンと競合状況 シリーズ第4弾 熱マネジメント

xEVのエネルギー効率性のカギとなる熱マネジメントの現状と今後の方向性

  • 熱マネジメント関連158社の事業動向・戦略を分析し、業界の全体像を可視化
  • 熱マネジメントに関する6つの重点分野(統合制御・バッテリー・eAxle・パワエレ/半導体・HVAC・急速充電器)を網羅
  • 熱マネジメントに関する最新の技術トレンドを詳報

世界の自動車産業では、主要国・地域の環境規制への対応と、CO₂を含む温室効果ガスの削減、燃費・電費の向上に向けて、電動化技術の開発と実用化が進んでいます。2020年代初頭に加速したBEV重視の流れは、2024年以降、HEV、PHEV、BEVなどを地域や用途に応じて展開するマルチパスウェイへと変化しています。一方、パワートレインの種類を問わず、限られたエネルギーを効率的に利用し、走行性能、安全性、耐久性、快適性を高めることは共通の課題です。その実現を支える重要な技術分野の一つが、熱マネジメントです。

自動車の熱マネジメントは、高温になる部品を冷却するだけでなく、必要に応じて加温し、車両内で発生する熱を回収・移送・再利用することで、各システムを最適な温度範囲に保つ技術です。xEVでは、バッテリー、eAxle、モーター、インバーター、パワー半導体、車載コンピューター、車室空調など、複数の熱源と熱需要を協調して管理する必要があります。バッテリーでは充放電性能、寿命、安全性の確保が求められ、eAxleやパワーエレクトロニクスでは、小型化、高出力化、高電圧化に対応した直接油冷、直接液冷、両面冷却などが進展しています。さらに、BEV向け空調では多熱源ヒートポンプ、自然冷媒、ゾーン空調、AI制御が注目され、超急速充電ではケーブル、コネクター、パワーモジュールなどへ液冷の適用範囲が広がっています。熱マネジメントは、個別部品を「冷やす」技術から、車両全体の熱とエネルギーを最適に配分する統合制御へと進化しています。

FOURINでは、電動車部品ショートレポート第4弾として、『熱マネジメント』を発刊しました。本調査報告書では、統合制御、バッテリー、eAxle、パワーエレクトロニクス・半導体、HVAC、急速充電器の6分野について、最新の技術動向と今後の注目点を詳報します。また、関連企業158社を対象に、主要製品、技術開発、事業領域、地域展開、提携・買収、今後の事業戦略を調査・分析しています。

グローバルTier1に加え、欧州系、米国系、日系、韓国系、中国系のシステム・部品・材料サプライヤーを幅広く取り上げ、主要分野別の競争状況とサプライヤー分布を整理します。さらに、ポンプ、バルブ、熱交換器、冷却プレート、配管、センサー、シール、熱界面材料(TIM)、断熱材などを供給するTier2・材料メーカーまで対象とし、サプライチェーンの全体像を明らかにします。技術開発、商品企画、事業戦略、競合分析、調達、新規参入、提携先選定など、今後の電動化事業における予測・判断材料としてご活用いただければ幸いです。


総論
ICEV→BEV→xEV時代変化と熱マネジメント
0-1.
  
電動車市場の潮流変化と熱マネジメントの考え方―「冷却」から「バランス重視」へ、多様化するxEV とエネルギー需要への対応―
第1章
xEVにおける熱マネジメントの主要注目分野と技術トレンド
1-1.
 
熱マネジメント技術①統合制御:車両全体最適へ進む統合熱マネジメント―HW統合から予測制御・SW統合へ
1-2.
 
熱マネジメント技術②バッテリー:高性能化と安全規制に対応する車載バッテリー熱マネジメントの進化
1-3.
 
熱マネジメント技術③eAxle:高出力化と小型・高効率化への対応、X-in-1統合化対策も重要
1-4.
 
熱マネジメント技術④パワエレ・半導体:SiC・高性能SoCの採用拡大、直接液冷・両面冷却による熱対策が進展
1-5.
 
熱マネジメント技術⑤空調システム:BEV向けHVACの統合化が加速、多熱源・自然冷媒・AI制御が焦点
1-6.
  
熱マネジメント技術⑥急速充電器:800~1000V級超急速充電の普及が拡大、液冷による熱対策が鮮明に
第2章
主要熱マネジメントサプライヤーの事業動向と戦略
2-1.
 
熱マネジメント業界:空調・制御・材料・部品等158社、グローバルTier1リード体制の下、日欧米系材料・部品系も存在感
2-2.
 
Bosch:ソフトウェア・AI+統合制御技術によるエンジン車およびxEVにおける効率性の最大化を目指す
2-3.
 
Valeo:熱マネと電動パワートレイン事業を統合、AI統合制御などでxEVの航続距離・急速充電性能向上を目指す
2-4.
 
MAHLE:ヒートポンプ・クーラントシステムを中核に、xEV/ICEVを横断する熱マネジメントを強化
2-5.
 
Schaeffler:Vitesco統合を機に、高電圧電源・バッテリー・熱マネジメントを一体化したエネルギーマネジメントを強化
2-6.
 
AUMOVIO:バッテリー、Eモーターの温度/電流/安全監視を軸に、E/Eアークテクチャーや電子制御の観点から熱マネジメント事業に関与
2-7.
 
Webasto:高電圧ヒーターとバッテリー熱マネジメントを軸に、商用車・特殊車の電動化を支援
2-8.
 
Parker Hannifin:流体制御・接続・フィルタ/材料技術でBEVの熱流体回路分野の強化を図る
2-9.
 
Dana:バッテリー冷却、eThermal、熱遮蔽/シールをeDriveと統合、EatonのMobility事業と結合しLVからCVに至るシナジー効果図る
2-10.
 
Gentherm:乗員周辺の局所熱マネジメントでBEVの省エネ化や快適性の向上を図る
2-11.
 
Hanon Systems:BEV向け独自の統合熱マネ技術とSW制御により電費・航続距離向上を目指す
2-12.
 
現代Mobis:eAxle、バッテリーシステムを軸にした熱マネジメント技術を開発し安全性や効率の向上を図る
2-13.
 
現代WIA:エンジン・モジュール・駆動系プレーヤーから、熱マネの要素技術を統合制御するコアプレーヤーへの変身を図る
2-14.
 
斗源空調:Hyundai/Kia向け熱マネジメントに注力、車室空調を軸にBEV対応HVAC/ヒートポンプを展開
2-15.
 
デンソー:熱マネ世界トップサプライヤー、個別・統合制御の両輪で熱マネの効率性と最適化のバランス追及
2-16.
 
Marelli/Highly Marelli:Marelliは統合熱マネジメント、Highly Marelliは、コンプレッサー、HVAC等要素技術に集中
2-17.
 
サンデン:コンプレッサーを軸にヒートポンプとITMSで電動車の熱マネジメントニーズに対応
2-18.
 
中国系サプライヤー:統合制御熱マネ技術の導入が進展、要素技術領域のみならず、制御を含めてコスト競争等で存在感
2-19.
 
その他サプライヤー:全体としてバッテリー向け参画鮮明、欧州系は統合・モジュール、日系は素材・TIM分野で存在感
第3章
主要熱マネジメント分野別サプライヤー状況
3-0.
 
熱マネジメントサプライヤーの分野別分類
3-1.
 
統合熱マネジメントモジュールサプライヤー:Bosch、Valeo、MAHLE等の欧州・中国系を中心に存在感表す
3-2.
 
バッテリーパック関連熱マネジメントサプライヤー:欧州系Tier1軸に統合制御、日系はTIM、断熱材等多機能化鮮明
3-3.
 
eAxle関連熱マネジメントサプライヤー:Schaeffler、Valeoは熱マネ統合eAxle提案、Bosch、Marelli等は統合化軸に一体化
3-4.
 
パワエレ/半導体関連熱マネジメントサプライヤー:SiC化と高出力密度化の中、デンソー、Bosch等が両面冷却技術を実用化
3-5.
  
HVAC関連サプライヤー:バッテリー等と駆動系の温調と連携、デンソー、Hanon Systems、Valeo、MAHLE、サンデン等が提案
3-6.
 
急速充電器関連熱マネジメントサプライヤー:kW級からMW級へ、液冷はケーブルだけでなくパワーモジュール含む全体へ拡大