BEVの基幹技術からデジタルコックピットまで最新技術トレンド
2020年に発生したCOVID-19パンデミックを受けて各国政府が打ち出した当時の金融緩和策が世界のスタートアップ企業を潤した結果、BEVやソフトウェアデファインドビークル(SDV)などが急速に普及し始めています。一方で、長引く半導体不足と、2022年のロシアによるウクライナ侵攻は、エネルギーと材料の価格を高騰させ、自動車のサプライチェーンも混乱に陥っています。
パンデミック以前には、まだ「100ドル/kWh以下」や「完全自動運転」に楽観的な予測もありましたが、今やいずれに対しても悲観的な見方が大勢を占めています
『世界自動車技術年鑑2023』は、皆様が自動車技術の現在座標と今後の開発ベクトルをできるだけ正確に把握できるように、客観的かつ網羅的に、俯瞰性と一覧性を意識して編纂されています。
本書が読者の皆様のお役に立つことを祈念します。
当案内書をご高覧上、関係各部署ともご相談いただき、ご採用賜わりますようお願い申し上げます。