FOURIN 世界自動車調査月報
| 発 行 | |
| ■毎月10日 | |
| 体 裁 | |
| ■A4判、標準76ページ | |
| 購 読 料 | |
| ■1年間(12号分) 290,400円（税込） | |
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■半年間(6号分) 158,400円（税込） ※国内送料込 | |
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グローバルな視点で内燃機関車から電動車まで幅広く競争関係等を分析
自動車産業界は、欧州委員会によるFit for 55パッケージの提案、バイデン政権（2021年1月～）による米国の環境政策の転換などを背景に、BEVを中心とした電動車に対する注目度が高まっています。2021年以降、特に欧米ではBEV生産に向けた投資（バッテリー含む）計画が相次ぎ発表されています。更に、内燃機関車の開発を止め、BEV専業への転換を目指す自動車メーカーも出てきています。市場をリードするTeslaに加え、新興のRivianやLucidなどのBEV専業メーカーが新たに工場を稼働させるなど、自動車産業界は今、時代の転換点に差し掛かっている状況にあるとも言えます。
ただし、電動車に注目が集まる中でも、2022年時点において市場の中心は依然として内燃機関車であることは間違いありません。1987年5月に創刊しました『世界自動車調査月報』では、次世代産業と言える電動車関連の動向に加え、従来の自動車産業の核となる内燃機関車に至るまで、欧米地域を中心とした自動車・部品産業、各メーカーの事業動向/戦略等を分析しております。世界約90ヵ国の自動車販売台数や生産状況、世界42ヵ国の電動車月別販売台数に加え、電動車に特化した特集、世界部品サプライヤー売上高ランキング等の特別レポートも多数収録しております。
最新号の目次を御案内します。
「FOURIN 世界自動車調査月報」の構成をご案内します。
FOURIN 世界自動車調査月報の構成
視点(各号1～3ページ)：
特集：標準2本17ページ
・世界、自動車メーカートップ15社の収益・業績比較
・世界、自動車部品メーカートップ100社の業績ランキング分析
・世界自動車部品メーカーM&A動向
・欧州電動車／ディーゼルエンジン乗用車市場
・北米市場または西欧市場のモデル別・セグメント別トレンド分析
・中南米や中・東欧主要国の自動車生産・販売成長トレンド
北米レポート：標準2-5本10ページ
GM、FCA、Tesla等の経営動向レポート：経営・業績・財務、生産・設備計画、販売・販売計画、部品調達、製品・ブランド戦略、世界展開、提携戦略など。
自動車産業レポート：各国市場・販売トレンド、自動車産業トレンドなどを分析。
欧州レポート：標準2-6本12ページ
VWグループ、Daimler、BMW、Stellantis、Renault等の経営動向レポート：経営・業績・財務、生産・設備計画、販売・販売計画、部品調達、製品・ブランド、製品技術、世界展開、提携戦略など。
自動車産業レポート：各国市場・販売トレンド、自動車産業トレンドなどを分析。
中南米･大洋州・中近東・アフリカ地域レポート：2本4ページ
部品レポート：2本4ページ
北米系メーカー：Magna, Tenneco, Adient, Aptiv, BorgWarner, AAM, DANA 等
欧州系メーカー：Bosch, ZF, Continental, Valeo, Faurecia, Schaeffler, Autoliv 等
国別車種別月間製販台数統計：標準27ページ
世界自動車生産・販売総括表にて毎号月次の世界自動車生産・販売のトレンドを分析。
主要自動車メーカーの世界51ヵ国における毎月の地域別自動車販売台数・シェアを掲載。
FOURIN 世界自動車調査月報 2024年10月号 （No.470） | ||
 視点 | ||
 中国系ブランド欧州シェア拡大 |
中国系ブランドが欧州市場において、徐々にプレゼンスを高めている。中国系の市場シェアをみると、英国は2019年の0.5%から2023年に3.9%へと拡大。同期間にフランスは0.0%から1.7%に、ドイツは0.0%から1.2%へと、徐々に市場参入している状況が窺える。また欧州最大の商用車ショーとなるIAA Transportation 2024（ドイツ）では、中国系が10社以上出展し、市場参入・拡大に向け自社モデルの魅力を積極的にアピールしていた。
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Special Reports | ||
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ドイツIAA商用車ショー |
欧州最大の商用車・次世代輸送システムの展示会「IAA Transportation 2024」が、ドイツHannoverで2024年9月17～22日に開催された。出展企業数は約1,700社（計41ヵ国）と、前回（2022年）に比べ約2割増えた。会期前日の記者発表会では、商用車事業の主力となる①中大型商用車、②小型商用車（A：バン等の商用事業向け、B：ピックアップトラック等の私有向け）の各カテゴリーにおいて、各社が新製品や新技術を紹介した。
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西欧乗用車市場セグメント分析 |
2024年上期（1～6月）の西欧16ヵ国の乗用車販売台数は前年同期比3.9%増の605.5万台と回復傾向を維持。セグメント別では、SUVが同3.6%増の322.5万台で最大となったが、市場シェアは同0.2ポイント減の53.3%と、前年同期までの拡大傾向が一旦途絶え、横ばいとなった。ただし、各OEMの製品投入は引き続きSUVが中心であり、中国勢を含む新興OEMも同セグメントに注力しているため、市場シェアは今後も高水準を維持する見込みである。
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メキシコ工業団地インタビュー |
米国での人件費高騰、人材不足、対中関係の悪化などから、代替措置としてメキシコ移管・投資が活発化している。メキシコ全土で工業団地の開発・運営を手掛けるAmistad Industrial Developers のMarco A. Ramon氏から、現在の進出・投資傾向を中心に話を聞いた。コロナ禍前はBajio地域（Guanajuato州など）のプロジェクトが目立っていた一方、コロナ禍後は投資先が北部地域（Coahuila州など）となる傾向が強まったという。
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中南米・大洋州 |
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FOURIN 世界自動車調査月報 2024年9月号 （No.469） | ||
視点 | ||
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中国製BEVへの関税引き上げ |
欧州委員会が2024年8月に公表した最終結果の草案では、中国系OEMのBEVに対する追加関税率は7月発表から大きくは変わらなかった。11月上旬までに草案に近い数値で正式導入される見込みである。関税引き上げにより、短期的には中国系のシェアは伸び悩むと考えられるが、中国系は欧州事業強化の基本方針を維持している。中国系の欧州進出に対して、現実的な解を探求することが極めて重要と言える。
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Special Reports | ||
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米国小型自動車販売 |
米国の小型自動車販売台数は、2024年上期に前年同期比2.0%増の781万台となった。市場の回復速度が鈍化した背景には、自動車ローン金利の高止まり、高機能化による製品価格の上昇などがある。2024年通年では前年（1,546万台）規模を維持する見込み。2024年11月の大統領選挙で共和党トランプ氏が勝利した場合、製品価格（平均）の引き下げを図る方針を既に示していることから、短期的に市場規模が再び1,700万台超へと回復する可能性もある。
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北米自動車生産 |
北米3ヵ国の自動車生産台数は、2024年上期に前年同期比2.0%増の842万台となった。コロナ禍前の2019年上期実績（879万台）には届いていないものの、底堅い市場規模などにより2年連続で800万台を上回った。2024年通年でも前年に引き続き1,600万台超となる見込み。一方で、高止まりするローン金利などのマイナス要因もあり、下期の市場動向によっては通年の生産台数が前年実績を下回る可能性もある。
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2024年上期決算概要 |
世界主要自動車メーカーの2024年上期決算を米ドル換算で比較したところ、業績結果は、増収増益、横ばい、減収減益など各社による差が出た。製品の在庫不足が一段落する中で、欧米諸国を中心に政策金利の高止まりによるローン金利の負担増などが消費に影響を及ぼしたことから、一部で値引き競争が始まり、収益の差につながった。また中国市場で、競合の中国系メーカーのシェア拡大を狙った過度な値引きも利益圧迫要因となった模様である。
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電動車販売 |
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FOURIN 世界自動車調査月報 2024年8月号 （No.468） | ||
視点 | ||
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米国BEV販売 |
米国BEV販売台数が、2024年上期に前年同期比0.2%減の53.6万台と、コロナ禍で市場が大きく落ち込んだ2020年を除き、半期/通期ベースで初めて減少に転じた。市場シェア5割超のTesla（同13.2%減の27.7万台）の落ち込みが響いた形。11月の大統領選挙で共和党トランプ氏が勝利した場合、民主党が強化した各種環境規制の緩和、補助金の縮小/廃止を検討するとみられ、BEVの市場規模が今後更に縮小する可能性もある。
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Special Reports | ||
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世界自動車生産能力 |
日米欧韓の主要自動車14 グループの2023～2028年の世界生産能力計画をまとめた。各社の計画によると、主要14グループの合計生産能力は2024年の9,848万台から、2028年に2024年比5.7%増の1億414万台になると見込まれる。地域別では、2024～2028年にかけてアジアや北米での生産能力増強が目立つ。新興国市場の需要拡大への対応や、中長期的な視点でのBEV 生産投資による能力増強などが背景にある。
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欧州自動車生産 |
欧州18ヵ国の自動車生産台数は、2023年に前年比12.7%増の1,546.9万台となり、4年ぶりに1,500万台超にまで回復した。ただし、2019年比では12.8%減と、依然としてコロナ禍前の水準を下回っている。2023年は中・東欧主要国のスロバキアやルーマニアが過去最高水準に達している。一方で、2024年は1～5月に最大生産国ドイツでBEV需要の減退を背景に主要メーカーが生産台数を減らすなど、先行き不透明な状況も浮き彫りになりつつある。
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Global Vehicle Production and Sales Statistics | ||
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総括 |
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