日本月報
ホンダ、2021年は2022年度目標の営業利益率2.3%達成へ収益性向上に注力、電動化モデルの投入強化

ホンダにとって2021年は、引き続き収益改善が課題となる。稼働率の向上、提携、新アーキテクチャーの導入による生産・開発コストの削減等で収益改善につなげる考えである。ホンダの2020年度連結営業利益率は、前年度比1.0ポイント減の3.2%を予想。2015年6月に八郷社長体制となって以来で最低水準となる。八郷社長の下で2020年にフィリピンやアルゼンチンでの四輪車生産を終了し、四輪事業の組織再編(本田技術研究所から量産四輪車の開発をホンダ本体に移管等)を実施する等構造改革に取り組んでいた矢先に、新型コロナの直撃が響いた。 ...続き...