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調査報告書:世界

特別調査
FOURIN 世界自動車法政策調査月報
eFuel普及の可能性とインパクト
eFuel普及の可能性とインパクト
発 行

■ 2020年2月4日
緊急調査資料

体 裁

■ A4判、 97頁、
簡易カラー印刷

価 格

■ 180,000円+消費税
※国内送料込

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790KB

COP25機に加速、2050年CO2排出ゼロに向けた合成燃料(eFuel)普及の可能性を技術・政策面から展望

  • 世界的に自然災害が激甚化する中、CO2排出ゼロ化からマイナス化実現の一翼を担う合成燃料(eFuel)の普及の可能性を技術・政策面から展望!!
  • 日本含む世界各国のCO2削減政策とその中で重視されるeFuel導入策を詳報!
  • 北欧とドイツを中心に実用化が先行するeFuelの技術・コスト水準と課題を報告!
  • 主要自動車・部品、エネルギー関係企業のeFuel開発・導入姿勢と戦略を解説!
  • eFuel実用化に向けた電気分解、触媒、分離膜等、関係技術動向と課題を概観!

新型コロナウィルス感染対策に追われる世界の自動車産業は、各地で感染防止と市場縮小に対応した生産停止に追い込まれています。温暖化が原因とみられる自然災害とともに、新型ウィルスの感染もまた、地球環境変化がもたらす災厄ととらえることが可能であることを考えると、2020年代は人類にとって地球温暖化防止に向けた実効力のある具体的な行動が問われる新しい10年と言えます。

世界の人為的CO2の約20%を排出する自動車業界は燃費低減や輸送効率向上に努力して来ましたが、使用段階でCO2排出が少ない電気自動車やプラグインハイブリッド車、水素自動車等は価格が高く、一般消費者に受け入れられていません。ITや最新の通信技術を駆使して輸送積載効率の向上や渋滞緩和努力も始まっていますが、効果は限定的です。

こうした中、注目されているのがeFuelです。eFuelは再生可能エネルギーの余った電力で水から生成されるカーボンフリー水素と、大気中や工場から排出されるCO2を反応させて燃料にする合成燃料。しかも、eFuel生成過程でワックスや化学薬品が生成されるため、カーボンマイナス燃料にもなります。ガソリンやディーゼル燃料に混入(ドロップイン)するだけで走行中の自動車をエコカーに変えてしまうことができるので、既存のエンジンを使用し続けることが可能になります。さらに良いことに、eFuelには不純物が全く含まれないので、排ガス対策を簡単・低コストにすることが可能です。

夢の燃料と言えますが、普及に向けた課題としては、再生可能エネルギーを使用しないとカーボンプラスになること、水電解槽や触媒、分離膜分野で一層の技術開発、素材開発が必要になります。ただ、普及に至る過程で、水素コストの低減、石炭や石油の改質・クリーン燃料化、等様々な段階で温暖化効果ガス抑制につながる技術蓄積が期待できます。

eFuelの実用化・普及拡大が進めば、エンジン・トランスミッションなど主要部品産業の存続が可能であり、内燃機関車の性能アップ、低燃費等のブラシアップの重要性が高まります。本書がeFuelの理解と認識を深める一助となり、eFuel関事業戦略策定のための参考資料になると確信いたします。是非ご活用ください。

eFuel普及の直接メリットと間接メリット

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▼1章へ ▲PAGE TOP

総論

eFuel普及によるCO2排出削減効果と内燃機関の復権
▲総論へ / ▼2章へ▲PAGE TOP

第1章

COP25を機に加速する2050年CO2排出削減政策

京都議定書からパリ協定、COP25の新目標

欧州の自動車CO2削減ロードマップ

米国離脱後のCO2削減シナリオ

▲1章へ / ▼3章へ ▲PAGE TOP

第2章

eFuelの原理と可能性

eFuelとはなにか

eFuelの基本原理

eFuelメリットと将来効果

eFuel普及の損得勘定

▲2章へ / ▼4章へ▲PAGE TOP

第3章

eFuel現実化政策

ドイツVWグループの総力を挙げた取り組み

北欧諸国の再生可能エネルギー発電増と活用提案

ドイツ企業連合による合成燃料活用努力

Nordic Blue Crudeの取り組み

Volvo、バイオ燃料の使用拡大とeFuelへの期待

水素FCEV普及にもプラス効果のeFuel現実化促進

▲3章へ / ▼5章へ ▲PAGE TOP

第4章

eFuel普及シナリオ

eFuel普及シナリオと各国の役割

eディーゼル、eガソリンの可能性と変わる排ガス対策

排ガス対策でも有効なeFuel

航空機燃料に対するeFuel採用率義務付け議論

天然ガス供給網への混入(ドロップイン)の可能性

▲4章へ / ▼6章へ ▲PAGE TOP

第5章

世界自動車・部品、化学産業界のeFuel戦略

日本産業界の取り組みとCO2削減ロードマップ

eFuel実現に向けたキーテクノロジーと日本企業

日本産業界の新たな課題

世界のeFuel関連キープレーヤー動向

▲5章へ / ▼7章へ ▲PAGE TOP

6章

eFuel実現に向けた技術課題

Electrolyser(水電気分解機、水電解槽)

触媒

分離膜、CO2回収装置

eFuelプラント

▲6章へ ▲PAGE TOP

第7章

eFuel普及による世界電動車戦略へのインパクト

幅のあるeFuelの将来価格試算

eFuelコスト目標達成、普及最速シナリオ

eFuelコスト目標未達、供給規模が限定的な現実シナリオ

eFuel実現が遅れた場合のリスクヘッジ