調査概要
調査名称 | FOURINマルチクライアント調査 『48Vシステムの採用動向と将来展望』 |
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参加費用 | 終了しました。 |
報告書 | 報告書は本体(PDF版、A4 約100ページ)と資料編より構成。 資料編は企業データ、ヒアリングキット等をワード、エクセルデータで提供 |
報告予定 | 2015年4月10日までに報告書と資料編を参加企業に送付します。 2015年4月16日、報告書説明会を東京(TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター)にて開催。 2015年4月17日、報告書説明会を名古屋(弊社2階)にて開催。 |
支払方法 | 申込み到着後、弊社より参加費用の請求書を発行しますので、4月末日までに全額振込みをお願いします。 |
参加資格 | 本マルチクライアント調査への参加は、自動車産業の実業企業に限ります。 不特定多数を対象に閲覧を目的とする図書館、資料室等の参加はできません。 また、調査内容の性格上、調査報告を業務としておられるコンサルタント企業様も 対象外ですので、あしからずご了解のほどお願い申し上げます。 |
欧州メーカーが提案する48Vシステム
(Audiが提案する48Vシステム)
(Continental 48Vシステム)
(Bosch 48Vシステム)
調査趣旨
2011年に欧州から始まった48Vシステム採用の動きは、十年前に巻き起こった42V電源システムとは異なり、CO2排出ガス抑制を目的にしたマイクロハイブリッドISG(高度アイドリングシステムを伴うスタータージェネレーター)の採用を中心に、48V電源を車載電動システムすべてではなく、高電圧化メリットが明確なエアコン、EPS(電動アシストパワーステアリング)、電動ターボブースターに限定して適用し、従来の12Vシステムと共存しながら運営するシステムである。
また、48VシステムはマイクロハイブリッドISG単独で使用するというよりも、ダウンサイジングターボガソリンエンジン、コモンレールディーゼルエンジンとの併用により、車載システム全体でCO2排出の抑制を図るものと位置づけられている。
従って、電動システムだけをピックアップして日本のハイブリッドシステムと比較すると、技術的に遅れた技術で、価格も高く、普及するまでに多くの課題が指摘されるものの、内燃エンジンの低燃費化技術とマッチングした総合的な実力で比較した全体コストと燃費低減効果は日本の高度ハイブリッドシステムとほぼ変わらず、欧州や他の地域の市場特性に合わせた燃費対策のメインストリームの技術になりうる可能性を秘めている。
この際、欧州の48Vシステムの開発・採用動向を調査分析し、その将来普及を地域別に展望し、日本の自動車産業関係者の技術戦略、製品戦略に資することを目的に標記のマルチクライアント調査を提案させていただきます。
参考資料PDF (『FOURIN自動車技術調査月報』より)
調査内容(予定)
総論:48Vシステム市場展望
- 世界CO2規制と対応戦略
- 欧州の48Vシステム標準化と世界の位置
- 欧州外市場への展開の可能性
- 世界市場展望
48Vシステム概要と可能性、スペック、システム、プレーヤーと相場観
- ISG、インバーター、パワーモジュール、DCDC コンバーター、チェーンテンショナー、補助バッテリー/専用キャパシター、回生ブレーキ、エネルギー回収システム
自動車メーカーの48Vシステム採用戦略
- VW、BMW、M-Benz、Renault、PSA、Fiat/Chrysler、GM、Ford、トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、三菱自動車、スズキ、現代自動車(起亜自動車含む)、中国一汽、上海汽車、東風汽車、長安汽車、吉利汽車(Volvo含む)、奇瑞汽車、Tata Motors(Jaguar Land Rover)
システムサプライヤーの開発動向
- Bosch、Continental、Schaeffler、Valeo、Delphi、Magna、ZF、デンソー、日立オートモティブシステムズ、三菱電機、現代Mobis
要素部品メーカーの開発動向
- Infineon、ST Microsystems、ルネサス、矢崎総業、住友電工、日本ケミコン、村田製作所、TDK
関連技術動向
- 電動ターボブースター、電動エアコン、EPS、その他電動快適技術