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自動運転技術の全容と世界の採用動向

調査趣旨

Googleの自動運転車「Self-Driving Car」計画は、自動車メーカーの自動運転技術の開発競争に火をつけ、これまでの運転支援技術ADASをベースに、運転自動化技術の全面開発・導入の動きが全世界自動車産業を巻き込んでスタートしました。日米欧の各自動車メーカーは「自動運転」を構成する諸技術を、早いものでは、今秋にも新モデルに導入を開始する予定で、2015年は自動運転車販売のスタートの年となりそうです。2025年以降の完全自動運転技術確立に向けて、日米欧の自動車業界がシステム開発を競っております。一方、各国政府はADAS/自動運転技術の発展を支える法整備を推進しています。

安全システムを提案する自動車メーカー、Tier1部品メーカーは様々な新技術を提案する一方、デファクトスタンダードの獲得に向けた動きを強化しています。ですが、米国・欧州各国とも自動運転に対する姿勢は異なります。米国は安全性向上はもとより、情報技術を加えた快適性向上やインテリジェント化を重視していますが、サイバーセキュリティ問題の対処が大きな課題として浮上しております。

こうした中、FOURINは30年間の日米欧の調査ネットワークを活用して、2015年1〜11月に緊急調査を開始。日米欧自動車メーカー、Tier1部品メーカー、Tier2専門部品メーカーからヒアリング調査を実施。ADAS/自動運転の最新動向と今後の自動運転技術開発の行方を展望、期待される本市場調査を次回の『マルチ調査』としてご提案いたします。

【GM、SuperCruiseシステム】

BR-Vのメディア発表、世界初公開

【M-Benz、Eクラスに搭載する技術】

BR-Vプロトタイプ、Mobilioベースのクロスオーバー

【トヨタ、米国公道実験-Lexus RX400h】

BR-Vのメディア発表、世界初公開

【Audi、自動運転実験車RS7の制御装置】

BR-Vプロトタイプ、Mobilioベースのクロスオーバー

調査概要

調査名称 FOURINマルチクライアント調査 『自動運転技術の全容と世界の採用動向』
調査内容 世界の自動運転に関わる最新技術と各国法規制動向を調査し、装着進度を展望します。
調査順序
説明会 調査の趣旨と内容の説明会です。予約制です。申し込みはこちらに記入の上、FAXかネットフォームから。
名古屋: 2015年10月13日(火) 午後2時~3時、(弊社2階)にて開催します。
東   京: 2015年10月15日(木) 午後2時~3時、(TKP東京駅カンファレンスセンター)にて。
訪問説明 上記説明会への出席が都合悪く、訪問での説明をご希望の方は「参加を前提としたご要望ならば」貴社まで訪問説明させていただきます。営業部まで電話連絡ください。
報告書 報告書はA4約150頁製本の予定です(1参加企業あたり3セット納品します)
報告日 報告書は、2015年12月11日(金)までに参加企業に送付します。
報告会 調査結果の報告会を2015年12月17日(木)午後2時~4時、名古屋(弊社2階)にて開催。
訪問報告 上記報告会への出席が都合悪く、参加企業の中でご希望の方には「参加10名以上の予定ならば」、貴社まで訪問報告をさせていただきます。営業部まで電話連絡ください。
参加費用 第一次申込   2015年11月13日をもって終了しました。
第二次申込   2016年1月29日をもって終了しました。
支払方法 申込み到着後、請求書を発行しますので、原則一ヶ月以内に全額振込みをお願いします。
問い合わせ 本マルチクライアント調査についてのお問合せは、以下までお願いします。
フォーイン営業部電話:(052)789-1101(代) E-mail: info@fourin.jp
調査方法
  • 欧州、米国、日本における複数回の現地調査を行います。
  • 国内外の自動車メーカー、Tier1/2/3サプライヤーにヒアリングを行います。
  • 欧米の政策および標準化の動向を調査いたします。

調査報告書   『自動運転技術の全容と世界の採用動向』

目次(予定)
  • 総論:
    世界の自動運転技術開発の現状と将来展望
  • 第1章
    世界の自動運転技術開発動向の全容とロードマップ
    1. ・日本の自動運転技術開発動向と特徴、ロードマップ
    2. ・米国の自動運転技術開発動向と特徴、ロードマップ
    3. ・欧州の自動運転技術開発動向と特徴、ロードマップ

    上記の各地域別に以下の項目で報告

    ・センシング関連

    ・HMI

    ・安全運転支援

    ・自動運転

    ・視覚支援

    ・自動運転関連

    ・快適関連

    ・通信関連

    ・渋滞回避

    ・ビッグデータ

    ・ITとの融合

    ・新しい方向性

    レーダー、カメラ、ミリ波、レーザー

    音声スイッチ、視線スイッチ、ジェスチャースイッチ、マルチスイッチ、マルチパネルスイッチ

    自動ブレーキ、車線逸脱防止、警報

    ステアバイワイヤ、スロットルバイワイヤ

    AFL、モニターミラー、HUD

    デジタルマップ、無人運転、駐車支援、自動バレットパーキング

    テレマティックス、情報提供

    車車間通信、路車間通信、準天頂衛星測位

    渋滞回避システム

    ビッグデータを使った道路交通管制

    ITとの融合の方向性

    新しい発展方向の萌芽

  • 第2章
    世界の自動運転関連法規の枠組みと市場展望
    1. ・日本の安全支援・自動運転関連法規と市場展望
      1. –通信関連法規、安全部品の装着率、NCAP動向
      2. –標準化動向と業界内の提携協力関係
    2. ・米国の安全支援・自動運転関連法規と市場展望
    3. ・欧州の安全支援・自動運転関連法規と市場展望
  • 第3章
    世界自動車メーカーの自動運転技術採用動向
    1. ・VW/Audi、BMW、M-Benz、Renault、PSA、FCA
    2. GM、Ford、トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、三菱自、スズキ、富士重工、現代自/起亜、Volvo Car
  • 第4章
    世界自動車部品メーカーの自動運転技術開発動向
    1. ・Tier1システムサプライヤーの開発動向
      1. –Bosch、Continental、Valeo、Delphi、Magna、ZF/TRW、Autoliv、Kostal、デンソー、日立オートモティブシステムズ、パナソニックオートモーティブシステムズ、三菱電機、アイサンテクノロジーズ、現代Mobis、万都、その他オーディオナビメーカー、Google, Apple等IT企業
    2. ・Tier2、Tier3要素部品メーカーの開発動向
      1. –Mobileye、Tobii System、Here、カメラ、センサー、ディスプレイメーカー他
  • 付録  
    世界自動運転業界関係者からのヒアリング記録
    1. 政府・政策関係、自動車メーカー関係者、自動車部品メーカー関係者、自動車工業会関係者、
      要素部品メーカー関係者、IT産業関係者

参考資料PDF

(『FOURIN世界自動車技術調査月報』より)

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