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米国発『コネクティビティ』と『モビリティサービス』の全容と各社の対応

調査趣旨

GMのMary Barra会長は2016年1月のダボス会議での講演で「今後5年から10年で自動車産業は過去50年で起きた変革よりも大きく変わる」と述べました。電動車、自動運転技術、コネクテッド技術といった自動車の技術革新が今後の世界自動車産業に大きな変革をもたらすものと思われ、その発信地は米国です。
中でもコネクテッド技術は重要で、インターネット常時接続、車と車や、車とインフラがつながる時代には、リアルタイム情報を反映させた、より高度なナビや駐車支援、V2Vを利用した衝突回避など、高速通信でつながることによって可能となるモビリティサービスが多数検討されています。IoT化する自動車を使いクラウドベースのサービスも随所に組み込まれて行きます。

一方で、シェアリングエコノミーの観点から追求されてきたライドシェアリングについて、GMとFordが自ら手掛ける方針を表明し、2016年には事業買収や投資の動きが活発化しました。Uberなどの登場によって、新たなモビリティサービスの模索が始まっており、自動車メーカー自らもモビリティサービス事業に参入する動きが見られます。同サービスは自動車業界の競争構造を変化させるとともに、次のステージでの成長機会にもなりえます。

本マルチ調査報告では、デトロイトやカリフォルニア等米国現地での業界関係者への取材活動を通じて、各社のコネクティビティとモビリティサービスの狙いや戦略を分析することで、日本との競争格差を明確にし、日本自動車産業が対応すべき将来戦略を考察します。部品メーカーは関連技術の獲得とコネクテッドビジネス参入に向けた戦略立案に、自動車メーカーは米国自動車・部品メーカーのコネクテッド戦略の理解と戦略的対応策の策定にそれぞれ活用ください。

調査概要

調査名称 FOURINマルチクライアント調査
『米国発『コネクティビティ』と『モビリティサービス』の全容と各社の対応』
調査内容 米国を主戦場にしたコネクテッド、自動運転の開発状況を報告し、自動車メーカーの直接的/間接的モビリティサービス戦略を分析します。
報告書体裁 A4判 片面カラー印刷 100ページ製本
報告書発送日 即時発送できます。
報告会 詳細は報告書発送後にご案内いたします。
参加費用 第一次申込   60.0万円(税込) (申し込み期限=終了しました。
第二次申込   64.8万円(税込) (申し込み期限=2017年年12月31日
支払方法 報告書と一緒に請求書を送付いたします。原則2ヶ月以内に全額振込みをお願いします。
問い合わせ 本マルチクライアント調査についてのお問合せは、以下までお願いします。
フォーイン営業部  電話:(052)789-1101(代) E-mail: info@fourin.jp

調査方法
  • 米国カリフォルニア、デトロイトの関連企業へのヒアリング調査を実施します。
  • 米国におけるコネクテッド&自動運転技術導入見通しについて調査致します。
  • 新モビリティサービス事業の位置づけと自動車業界への影響について調査します。

調査報告書:
『米国発『コネクティビティ』と『モビリティサービス』の全容と各社の対応』

目次(予定)
  • 第1章:
    米国におけるコネクテッド&自動運転開発の進展
    1. 自動車業界の動きと将来展望
      1. 自動運転技術の進展
      2. (LIDAR、レーダー、カメラ、アルゴリズム)
      3. コネクテッド技術とHMI
      4. コネクテッド&自動化技術ロードマップ
    2. コネクテッドおよび自動運転関連規制
      1. 自動運転法規、コネクテッド法規、サイバーセキュリティ
  • 第2章:
    モビリティサービスビジネスの方向性
    1. モビリティサービスビジネスモデル構築の背景
      1. シェアリングエコノミーの追求
      2. 自動車使用時のビジネスモデル
    2. モビリティシェアビジネス事業
      1. ライドシェア、カーシェアリング/カープール、ロボットタクシー、自転車
        1. (Uber/Lift/Ford/BMW ReachNow/Daimler Car2go他)
      2. その他モビリティサービス
        1. 駐車、充電、情報、緊急時等
    3. データサービス事業
      1. (Amazon、Microsoft、IBM)
  • 第3章:
    自動車5社とITベンチャーの自動運転・コネクテッド・モビリティサービス
    事業戦略分析
    1. GM: ライドシェアサービスのMaven始動、自動運転Bolt開発を推進
    2. Ford: 2021年までにLevel4自動運転をライドシェアサービスで導入
    3. Tesla: ITの発想で自動運転・コネクテッド・モビリティサービスの先端に
    4. GoogleとApple: ソフトウェア、アプリ、モビリティサービスから自動車事業展開
    5. Daimler: カーシェアリングからモビリティサービス 高級車としての自動運転極める
    6. BMW: iVentureを核にモビリティサービス事業展開、Project iNEXT
  • 付録:
    ヒアリングキット
    1. カリフォルニア、デトロイト等米国各地での業界関係者からのヒアリング

参考資料PDF

(『FOURIN世界自動車技術調査月報』より)

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